こんにちは。竹田市在住のオクユイカです。
ついに・・・ついに、同性パートナーのみかんちゃんと竹田で一緒に住むことになりました。
引っ越し10回以上している私と、初めて大阪を出る恋人。
かなり気を張ってるんじゃないかなぁと思います。
というか・・・あれだけ嫌がっていた竹田に来ると決めた恋人。すんごいと思います。
感謝。
でも、よくよく振り返ると、私の自分勝手さの結果です。
「あなたの元に行きますよ」詐欺のはじまり
3年以上前に始まった
青年海外協力隊でマレーシアにいる私と、大阪に住んでいるミカンちゃんの超遠距離恋愛。
共通の友だちだったから、最初はお付き合いすることなんて全く考えもしてなかったけれど
青年海外協力隊の活動の行き詰まりや大切な人の死等、一番落ち込んでいた時に支えてくれたことがきっかけで
お付き合いをすることになりました。
最初はね、

って言ってたんです。
同じ職場で好きな仕事を15年以上も働いていた8個上の恋人。
それに比べ、一つの場所にはいたくないし、帰国後の仕事も未定だった私。
・・・どうかんがえても身軽な私が行くのがベスト。
本当にマレーシアからの帰国直前までは大阪に行くつもりだったんです・・・。
やっぱり、行かない。大分から離れたくない。
2年間の青年海外協力隊活動を終えて、日本に帰国した2016年10月。
今後についてはっきりしていたのは
- 大分のLGBT事情をどうにかしていかないと大分だけどんどん遅れていくのでは?という勝手な使命感
- 田舎に住みたいって思っているけど、一体いつ?いまじゃない?
それなら、今から、大分の田舎に今から住む!
という結論になり、ミカンちゃんにも伝えた。




そんなやりとりをかなりした。
「あなたのもとに行きます」
という前提でお付き合いしたのに、調子の言いことだけ言って自分勝手な私・・・。
「田舎は無理。竹田はもっと無理。」だった恋人。
大分でも充分田舎だと思っている恋人にとって「竹田」という急に出てきたワードに怖さしかなかったようです。
そんな怖さを払拭するために、
竹田の事を伝えよう!と思って、住む前に1人で竹田を訪問したこともある。

と恋人のプレッシャーを感じながら。
田舎が好きではない恋人に対して、竹田の中から「大阪的要素」をさがしたのだのだけれど
どこを見渡しても私の大好きな田舎の風景しかありませんでした。

と思って、写真も数枚しか撮ることができなかった。
ちなみに、唯一写真を撮って送信したのが
七里団地の写真。
※七里団地は、市役所の裏にある竹田で最も新しい家々が並ぶ住宅街。
(イメージ図)

の言葉と共に、あらゆる角度から撮影した七里団地の写真を送信する。
あの時の、だましている感は今でも忘れられません。
それでもみかんちゃんは

と驚いたので

結局、竹田の事を伝えるブログを書くこともできず、その時はウジウジ凹んでいたのだけど
1か月後に
もう一度「竹田の写真ないの?」と聞かれたので、再度竹田を訪問。
二回目の訪問の時にはブログも書いた!
その時のブログ→大分県竹田市は見どころ満載!城下町散策に行ってきました。
その後、地域おこし協力隊に応募。
この時点でもミカンちゃんは、「竹田には行けない」って言ってた。
そんな恋人は今、竹田にいる。
私が竹田に住んでから1年間の間に、何回か竹田にきてくれたミカンちゃん。
最初は


竹田に数泊して大阪に戻った時には

って、嬉しそうに連絡をしてくるほどだった。
・・・・・・
そんな恋人が今、竹田にいます。
【独身最後の夜】
結婚制度とかは使えないけれど
独身最後の夜ってこんな感情なのかなぁ?と、物思いにふける。
昔、お付き合いしていた人と同棲したこともあるけど
都会から田舎に引っ越す恋人のこと考えると、しみじみしてしまう。
— オクユイカ@地域共生を実践中! (@Saba0m) 2018年12月11日
15年以上続けていた仕事を辞め、家族とも離れて自分勝手な私についてきてくれたミカンちゃん。
私とお付き合いをして、一緒に生きていこうと決めてから、ご両親にもカミングアウトしました。
仕事を辞めたミカンちゃんと、今後の先行きが見えない収入が不安定な私。
今は気丈にふるまっているけれど、きっと不安でいっぱいなのではないかと思う。
沢山の決意があったのだと思います。
今、私の横でストレッチしながら鼻歌を歌っているミカンちゃんに
竹田に来ようと決意した理由を聞いてみた。


何はともあれ、これから二人の生活をしていくわけなので、仲良くやって行こうと思います。
竹田での生活、スタート!!!