ボランティアの種類まとめ。自分に合うボランティア活動を探そう。

こんにちは。オクユイカです。

今日は、ボランティアについて書こうと思う。

ボランティアというとどういうイメージを持ちますか?

 

ボランティアとは

厚生労働省社会・援護局ではボランティアの位置づけとして、このように書いています。

・ボランティアについて明確な定義を行うことは難しいが、一般的には「自発的な意志に基づき他人や 社会に貢献する行為」を指してボランティア活動と言われており、活動の性格として、「自主性(主体性)」、 「社会性(連帯性)」、「無償性(無給性)」等があげられる。

・ボランティア活動を行い、実費や交通費、さらにはそれ以上の金銭を得る活動を「有償ボランティア」と 呼ぶ例もある。   引用:厚生労働省 ボランティアについて

ボランティアは基本的にはお金貰えないし、面倒くさいじゃんって思っている人もいるかもしれませんね。

というか、私がそうでした。

 

介護福祉士の専門学校に通っていた時のこと。

学校は福祉施設との繋がりがあるので、先生から不定期にボランティアの呼びかけがありました。

割と、半強制的で(笑)

その時の私は、ボランティアに積極的に行く人たちをみて、”なんでそんな面倒くさいことやるの?”と思っていたし、自分の時間に使いたいと思ってた。

私も半強制的に行くことになったけれど、当時はめちゃくちゃ面倒だなぁと思いながら行ってた。

それに、ボランティアをした後は「自分って、こんなことして偉い」という自己優越感に浸っていたと思う。

 

今はそんな想いはありません。

”誰かのために” が ”自分のために” に繋がるという様に考えているので、

ボランティア=自己成長 だと思っています。

ボランティアをすることで何が得られたか・・というのは後ほど書くとして、ボランティアの種類について書きたいと思う。

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ボランティアの種類

体力や時間を活かすボランティア

一般的に、ボランティアという単語を聞くと、このイメージが強いのではないでしょうか。

例えば、東日本大震災の時には、多くのボランティアの方が東北を訪れ、瓦礫を取り除いていく作業であったり、子どもたちの学習支援を行いました。

当時、仙台市内に住んでいた私も、介護福祉士の資格を活用して福祉避難所で、ボランティアをしたり、重度自閉症のお子さんの支援をしていました。

自分の体と時間を使っての活動ですね。

学生の方や、新しい場所を見たい!新しいことに時間を使いたい!という方向きかもしれません。

地域のボランティアを探したい場合は、地域の”社会福祉協議会”を検索するとボランティア情報を掲載しているかと思います。

私の住む大分であれば、ぼらのたねっと 。

 

自分の知識や能力を活かすボランティア(プロボノ)

プロボノは、プロのスキルを活かしたボランティアのこと。

よくあるのが、ウェブやマーケティングを仕事としている方が、NPO法人にプロボノとして関わり、そのNPO法人のウェブマーケティング部門を担当するだとか、ブランディングをするとかです。

企業で働かれている方にとっては、自分の能力を社会に役立てられている!と実感することでやりがいを感じることもあるでしょうし、プロボノを受け入れる側にとっても、非常にありがたいこと!

認定NPO法人サービスグラントさん は、

・マネジメント系

・調査・分析・戦略立案系

・デザイン・クリエイティブ系

・システム・IT系

で、プロボノワーカーを募集しています。

また、プロボノという言葉とはイメージが違うかもしれませんが、楽器が弾ける方であれば施設で演奏することもできますし、何かを作ることが得意な方も、誰かに教えるというボランティアでできます。

施設で働いていた時に、絵本の読み聞かせボランティアの方が来てくださっていたのですが、介護福祉士は通常業務に終われて、したくでも出来ないことが多いので、非常にありがたかったことを今でも覚えています。

 

治験ボランティア・献血

苦手な人も多くいるだろうけれど、献血も手軽にできるボランティアです。

最近は行くことはできてないけれど、数年前までは習慣化しているくらいに献血をしていました。

こんな賞状が家に届くくらい。

ただ、誰かの役に立ちたいと思ってしていたわけでは全くなくて!!

献血ルームの静かな雰囲気が好きだったり、雑誌が読めたりしたので、ゆったりしたいときに通っていたって感じ。(笑)

 

あと、治験ボランティアというのもあります。

これは、謝礼という形でかなり良い額のお金が入ってきます。〇泊〇日で、数万円とか。

新しく改良された日焼け止めクリームの治験だとか、サプリメントのモニター、便秘が続く方にむけての薬の治験だとか、青汁モニターとかもあります。

私も登録はしています。ただ、条件が合わず、まだ挑戦していません(^_^;)

登録すると、自分で探せるだけでなくて、相手側から紹介をしてくださることもあります。

 

不用品を送る

自分が使わなくなったものを、途上国の方に使ってもらうというボランティアの形もあります。

認定NPO法人 日本救援衣料センター さんや、日用品や食料品の寄付も受け付けている もったいないジャパンさん等々。

まだまだ綺麗で使えるのに、デザインが飽きちゃったり、サイズがあわなくなったりで捨てる前に、一度検討してみてはどうでしょうか。

 

お金の面で協力する

自分で働いた分を、お金として支援・応援する形。

時間がない方ができるボランティアです。

有名なのはNPO法人ワールドビジョンジャパンさん。

チャイルドスポンサーになることができます。

発展途上国の子どもたちの状況を実際に見ると辛くなること、結構あります・・・

東南アジアをちょっと回った時ね、カンボジアとベトナムの国境付近で乗っていたバスを少しだけ降りたんですよ。そしたらすぐに物乞いする子どもに囲まれ・・・バスに乗ろうとする私の足にしがみつくんです。5歳くらいの男の子と女の子が。

タイのパタヤに行ったときは、夜23時近くにも関わらず、3歳くらいの女の子がお化粧も衣装もバッチリ来て音楽に合わせて踊らされて。それをみて観光客は喜びコインを入れます。近くには親が座ってて。。。

マレーシアでも、赤ちゃんと子どもを連れた母親が物乞いをしている姿をクアラルンプールでは見かけます。

生きるための行為なので、今すぐには環境は変えられないかもしれません。だけど、せめてどんな環境に置かれている子どもでも未来が見れるように、教育を受けることができる環境にはなってほしいなぁと思う。

ワールドビジョン・ジャパンの良さは、手紙等で、支援しているお子さんと1対1のやりとりができる点ではないでしょうか。

世界と繋がれるってなんだかワクワクする(゜-゜)!

 

困っている人に声をかける

チョボラという言葉を知っていますか?

「ちょっとしたボランティア」という意味で、AC(公共広告機構)が提唱したキャッチフレーズです。

道端で困っている方に声をかけてみる等、日常の中でちょっとしたボランティアをすることをすすめるものでした。

当時のCMの動画があったので載せますが、映像に時代を感じる!!笑 (私も歳をとったのね・・・・)

そういえば、この前、図書館近くで、携帯の操作に困っていたおばさまがいました。

近くの方に尋ねていたものの、その方もわからなかったようだったので、声をかけたんです。

”私にはgoogle先生がついている!!” って思って。笑

そうしたら、やっぱりgoogle先生のおかげで、その方は携帯を使えるようになりました。

その後は、お互いの仕事の話になってね。

今度、そのおばさまの所に遊びにいくことになったのー! 認知症カフェを開くんだって♪

ボランティアだとか人を助けるというようなそんな意識は全くなかったものの、こういう出会いに繋がるのはやっぱり嬉しいし、声をかけてみてよかったなと思っちゃいます。

 

やってあげてるという意識からでもいい

私は、”やってあげる”という言葉を自分自身が使うのが苦手です。

”与える”だとか”手を差し伸べる”も。

同じ人間なのに、なんだか変だなぁと感じるからです。

(人から言われるのは全然気にしないですw)

でも、”やらない善よりやる偽善”という言葉を聞いたことがあるし、本当にその通りだと思ってもいます。

ボランティアをすることで得られること

どんな理由であれど、何かしら行動することで自分自身にも多少なりとも変化が起こるわけです。

やっぱり、やらない善よりやる偽善の言葉通り、行動した方が強いと思う!

人それぞれのタイミングもあるので、やるとかやらないとか個人の勝手というのは前提においてですね(^^)

だけど、やっぱり得るものが多いです。

・人との出会い。

・社会に貢献しているという意識がうまれる。

・自分自身の視野が広がる。

そこでの体験を意味のあるものにするか意味のないものにするかも、本人の捉え方次第でもあるんですけどね!

 

終わりに

ボランティアという言葉を使うのは変かもしれないけれど、悩んでいる友だちの話を親身になって聞く とかも同じだと思っています。

「ボランティアしてます!」と言う人が、目の前の人には冷たくて、ひどい対応してたら変だなって思うし、

逆に、「ボランティアはしたことない~」という方でも、目の前の人の話を親身に聞いたり、「手伝おうか?」と声をかけたり相手に対して優しさを常に持てる方だってたくさんいます。

そうやって考えたら、ボランティア=誰かのことを想って行動する というくらい大きく捉えてもよい言葉なのではないかなと思います。

自分にできる範囲で、相手を想って行動ができるのがベスト!!

おしまい。

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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