地域コミュニティを再生『行善寺』の魅力。【シェア金沢より良い?】




こんにちは。オクユイカです。

前回、シェア金沢についての記事を書いたので、その続き。先に読んでいただけると嬉しいです。

『シェア金沢』世代も障がいの有無も超えた、ごちゃまぜコミュニティに見学に行った。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});こんにちは。オクユイカです。先日、富山で用事があったので、ついでに『シェア金沢』を見学してきました。&nbs...

シェア金沢の見学を終えて、次に向かったのが、シェア金沢から車で約30分の「三草二木 行善寺」というところ。

「三草二木 行善寺」はシェア金沢を運営している社会福祉法人 佛子園が手掛けている事業の1つ。

どんなところか情報が無かったのですが、行ってみてびっくり!!

「三草二木 行善寺」

入口は完全にお寺ですよね。

莫大な費用をかけて作ったシェア金沢よりも行善寺の方が地域に根付いている印象がしたのと、モデルにしやすいと感じました。

お参りした後、建物内へ・・・。館内図がこちら。

福祉事業がもとですが、そんな雰囲気は一切ありません。

高齢者デイサービス、生活介護、温泉、食事処、そば製造、クリニック、保育園、放課後等デイサービス、フィットネスクラブ、雑貨屋、カフェ等々・・・。

建物に入るとすぐにあたたかい雰囲気を感じ、心地よい音楽が流れていました。

行善寺にも温泉があって地域の方は無料。入浴中の場合は札を赤色にひっくり返します。

シェア金沢と同様。地域の方が気軽に足を運ぶことができる仕組みが素敵!!

私の大好きな駄菓子屋さんも!

ここでは食事をしたり、お酒をのんだりすることができる居酒屋のような場所。

障がいのある方が働いているだけでなく、障がいのある方もない方も近所の方も色々な方がここで食事をしていました。

でね、イヤーマフをしたお子さんも走り回っていました。(隣に放課後等デイサービスがあり自由に出入りしているみたい)

イヤーマフ
大きな音が苦手等の聴覚過敏のある方が使用する防音保護具。聴覚過敏がある自閉スペクトラム症の方が時々つけています

私を気にしてチラチラみている方がいたので

オクユイカ
すみません、初めてきたんですけど、案内してもらえませんか?
と、聞いてみた。

Aさん
はい~。いいですよ~わたし先輩ですから~

と。Aさんは「今日はここに泊まる」という方(ショートステイ利用の障がいのあるかた)。

以下の写真の左側には和室が何部屋かあり、デイサービス利用の方が過ごしていました。地域の方も利用できるスペース。

Aさんを撮るつもりはなかったんだけど、どいて欲しいって言うのもどうかな・・と思ったので、そのまんま。

野菜が売られていたり・・・

併設された場所で作られているお餅も売られていました。(就労支援事業として)

Aさん
ここのおもち、とーっても美味しいよ~!
オクユイカ
へぇ~美味しそう!Aさんはよく食べるんですか?
Aさん
私は食べたことないです~
オクユイカ
え!食べたことないんですか!笑

お惣菜は買って食べたことがあると話してくれた。

 

カラオケルームやクリーニング屋もありました♪

地域の方が気軽に来れるように&就労支援事業のお仕事を得る という二つの目的が達成されますね。それによって、人と人との繋がりが生まれるっていいですよね。

更に先に進んで、一旦外に出るとこんな看板が。

保育園やクリニック、雑貨屋さん、フィットネスクラブ等の看板です。

広場には子どもが喜びそうな遊具や乗り物がありました。

この広場を囲むように、保育園、放課後等デイサービスなどが設置されており、広場は共同で使うそうです。

また、地域の子どもたちでも誰でも出入り自由!!

「不審者が入らないように施錠を必ず」という流れがある中、思い切っているなぁ・・・

今の時代って、あらゆるリスクを恐れるが故に子どもが外で自由に遊べなくなり児童クラブに通うようになったり、

行動・活動の幅も人との繋がりも狭くなっているということを感じるので、これは羨ましいなぁ~。

(いいなぁ~ばっかりしか言っていない気がするけど大丈夫かな。)

Aさんの後ろに見える部屋でスタッフさんが事務仕事をしていました。

スタッフの働く様子がよく見えるのと、もし広場に不審者が来たとしてもスタッフが気がつきやすそう。

Aさん
○○さんっていう人はね、口は悪いけどとっても優しいの。

職員の方の紹介もしてくれました。

看板にあった「住民自治室」が気になったので近くの方にいたスタッフさんに見学してもよいかをたずねると気さくに了承してもらいました。

「誰でもご自由に出入りしていいので♪」とのこと。

二階の住民自治室に行くと、テーブルやソファーがあって

セルフのコーヒーやさんも。

私が訪れた時には地域に住んでいる方はおらず、仕事をするスタッフさん&放課後等デイサービスを利用されている方のんびり過ごしていました。

時々その子がワー!って叫んだりすることもありましたが、私は全く気になりませんでした。

・・・日頃からそのような方に関わる機会がないと最初はびっくりするのかもしれませんが。

更にはフィットネスクラブまで完備。

授業を終えたお子さんが2人ほどエアロバイクに乗ってました。(放課後等デイサービスの時間の枠)

その後、運動教室のようなものが行われてた。(習い事のような感じだった)

Aさん
ここで映画をみたりもします。

カフェもあったりプールもあったり・・。

↓883CAFE。

ハード面次第でこんな風になるのか~!と・・・。

Aさんの案内のおかげで、一人で回るよりも沢山情報を知ることができました。感謝!!

他の地域のモデルになりやすい「行善寺」の取り組み

行善寺の見学のあとにいろいろ調べていたら、三草二木 行善寺が行っている「B’sプロジェクト」についてのこんな文章を見つけた。

雄谷さんの挑戦は今、次の段階へと進んでいる。

それが冒頭の「B’sプロジェクト」のように既存のコミュニティを「生涯活躍のまち」として再生するものだ。

シェア金沢のような広い敷地がなくてもよく、全国的に増えている空き家の有効利用も可能という点で、他の地域でも取り入れやすいという特徴がある。 引用:JICAボランティア ストーリー23

(あ、理事の雄谷さんは青年海外協力隊のOBで、青年海外協力協会(JOCA)の理事長でもあります。)

シェア金沢の次の挑戦が、「既存のコミュニティを再生し、他の地域のモデルにもなりやすい地域づくり」だったんですね!!

三草二木 行善寺もまだできて2年程の新しい場所。

至る所にこだわりがあったりこちらもお金がかかっているなぁ・・とも思いましたが、それでもシェア金沢よりはモデルにしやすいのではないでしょうか。

既存の地域の方たちの為のコミュニティなのだということを感じました。

温泉を覗くのは控えようと思っていたらスタッフさんが「温泉みました?見ていいですよ~」と仰ってくれたので覗いたんだけど

地域の方が6~7名程入浴されていました♪

私も、竹田で自分のできる範囲からコツコツ人との繋がりを作っていけたらなぁと思っています。


三草二木の意味

ところで、三草二木ってどんな意味があるのだろうと気になって調べてみたら、小牧清立さんという住職さんのブログにわかりやすく書いてありました。

仏様のお話に「三草二木の喩」があります。

「この世には、ありとあらゆる草木があり、その草木に対して、空から降ってくる雨は全ての草木に平等に降り注ぐ。そのことによって、草木は綺麗な花を咲かせ実を結ぶ。」

というお話です。

形、大きさ、容姿などそれぞれ違う草木を我々凡夫に譬え、遍(あまね)く草木に降り注ぐ雨を仏様として譬えてあります。

人は性格、環境、生い立ち、能力に至るまで、それぞれが違います。

それぞれの違う人間に対して仏様は、全ての人に対して同じように「慈悲の心」を持って接していかれたとのこと。引用:三草二木の喩

おわりに

何かする時は借金をすることは仕方ないと思っているけれど、億単位はさすがに難しい・・・。

でも、こうやって見学をして得たヒントを、自分の地域でどう活かすかな??と考えることが大事だと思っています。

たとえば、大分県の中津にある沖代すずめ。

私はまだ行ったことがないのですが竹田市の社会福祉協議会が何度も勉強しに足を運んでいる場所でもあります。

「すずめの家」は、地域のボランティアグループ「沖代すずめ」によって運営されています。
立ち上げは平成5年。

地区の高齢者が引きこもっていることを知った代表者の吉田日出子さんが、「誰かに会える場をつくろう」と考えたのがきっかけでした。

現在は週2回開所し、地域のお年寄りが集う憩いの場として親しまれています。

こうした寄り合いの場ができたことで、「地域に顔の見える関係が生まれた」と吉田さん。それが孤独感の解消や生きがいづくりにつながり、支え合いの意識が生まれる土壌にもなっていきます。

運営に携わるボランティアにとってもこの活動が生きがいになっている様子。

「『すずめの家』があるから元気でいられる。いずれ利用者としてお世話になりますよ」とほがらかに笑うのは、80歳代のボランティアです。
「『みんなで寄ろうち生きていこうえ』、これが「すずめの家」の趣旨です。利用者もボランティアも同じ”すずめ“として、みんなで運営し、支え合っているんですよ」

と吉田さんは笑顔でおっしゃいます。

「すずめの家」では運営にも一工夫。年間経費の多くの部分を、少額の会費、そして春と秋に行うバザーの売り上げでまかないます。これも自分たちで考え編み出した ”沖代方式“です。

住民が寄り添い、知恵を出し合ってはぐくんできた「すずめの家」。
「沖代に住んでてよかった」。利用者は口をそろえてそうおっしゃいます。

引用:大分県HP つながり、支え合う地域社会づくり

今、自分に何ができるか?ということを、主体性をもって考え行動することが大切ですよね。

そして、福祉のイメージはあまりなく地域のコミュニティの中に当たり前に障がいのある方もいたというような設定に近かったです。

行って良かった!!!!

シェア金沢に見学の際は行善寺も一緒に

シェア金沢から行善寺は車で30分程。隣の白山市にあります。

こちらも基本的には自由見学です。お問い合わせのメッセージを送った際には「何かあった時には近くのスタッフに質問してください」との回答をいただいていました。

すごーーーく気さくなスタッフの方々でした(^^)

交通の便が良くないのとタクシーを使うとかなり高くなるので、移動はレンタカーがよいと思います。

私はおなじみの格安レンタカーニコニコレンタカーを使ったのですが、駅から10分程歩きました。。。

アパホテル金沢駅前店に宿泊したんだけど、なんと、アパホテル内にニコニコレンタカーと同じくらい格安の「ワンズレンタカー」という格安レンタカーがありました!!

宿泊者以外が使えるかはわからないけど、もしもアパホテルにとまるのであれば、ワンズレンタカーを利用することをおすすめします。

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!

ではでは!オクユイカ(@Saba0m)でした!!

 

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このブログの運営者


おく ゆいか。 

介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...

”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、現在はフリーで福祉・教育分野で動いています。

田舎暮らしに憧れ大分県竹田市に移住。現在地域おこし協力隊!

レズビアン当事者として大分県内で講演等もしてます。

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