LGBTに関連する絵本「わたしはあかねこ」あらすじと感想。そのままの自分でいられる場があるって大切

こんにちは。オクユイカ(@Saba0m)です。

 

実は今、ある小学校でLGBTに関する講演の依頼をいただいていてます。

お話する相手は全校児童+PTA+先生方。

小学生の前でセクシュアリティについて話すのは今回が初めてなんだけど

小学1年生と6年生では発達段階も言葉の理解度も異なります。だからどうしようかすごーく考えているところ!

 

まだまだLGBT理解に関しては遅れている大分県。

そんな中で一人の小学校教諭の方が依頼してくださったんです。

 

もしも私がまだ教員をしていたら

「保護者の方からクレーム入れられたらどうしよう?」って考えてできなかったかも。

だから、依頼してくださったその先生のことを考えると、どうしても成功させたいなって思うんです。

 

何を持って、「成功」というのかはわからないけれど、「みんな違っていいんだよ」「こんな人もいるんだよ」っていうことをうまく伝えれたらいいなって。

 

今回、それを伝えるための参考に1冊の絵本を購入したので内容、感想です。

自分らしさについて考えさせられる『わたしはあかねこ』

今回購入した本が「わたしはあかねこ」という本。

しろねこのお母さんと、くろねこのお父さんからうまれた「あかねこ」が主人公。

 

「あかねこ」は兄弟の中でも一匹だけ赤色。

 

「あかねこ」自身は自分の色を綺麗でかわいくてとても気に入っているんだけど、

お父さんやお母さんは

なぜ、あの子だけ色が違うの?とため息をつき、兄弟ねこも「あかねこちゃんだけ色が違ってかわいそう」と思っています。

 

そして、白色にするために、ミルクをいっぱい飲ませたり、黒い魚をたくさん食べさせたり・・・様々なことをさせられます。

 

あかねこは、そのままの自分が好きでいたいと思っているのに、その「わたしらしさ」をわかってもらえない悲しさから

家を飛び出しちゃう。

 

そして寂しさを感じながらもいろいろな街で暮らす中で、「あおねこ」に出会います。

 

やっとそのままの自分の赤い毛並みを認めてくれる存在に出会ったことで、居場所を見つけるっていうストーリー。

 

LGBTということに限定せず

わたしらしさ

について考えさせられる絵本でした。


『そのままの自分』でいられる居場所があるだけで人は変われる。

私自身も20歳くらいまでは、自分がレズビアンであるということを絶対に周りにバレないようにしていたし、同じような仲間も身近にいなかった。

「あかねこ」は自分のあかい毛が好き!っていうスタンスだったけれど、私はレズビアンであるという自分に嫌悪感を抱いていました。

 

それを変えてくれたのが、やっぱり人との出会いだった。

宮城県に引っ越して、偶然、図書館に貼ってあった「女の子がすきな女の子のためのお茶っこのみ会」のチラシ。

※お茶っこ というのは宮城の方言らしい。

 

そのチラシを見た瞬間に、それはそれはドキドキして!!笑

 

行ってみたい・・・でも怖い・・・・。どうしよう。。。

 

そんな想いを当日まで持ち続け、結局、終了5分前にやっとビクビクしながら参加。

 

それがきっかけになって、恋愛とか関係なく気さくに繋がれる恋愛の話ができる友だちができて、

一番嫌っていた「レズビアンの自分」を受け入れられるようになっていったんですよね。

 

これだけオープンにしてる今では考えられない話だけれど、そんな当時の自分を思い出す一冊だった。

 

LGBTに関係なく「自分らしさ」「そのままの自分」を受け入れてくれる場がたった一つでもあるだけで、心の安定度って全然違うよね・・・。

 

日本社会に合わないなら、海外もあり!笑 そう思っています。

 

だけど一番大切なのは、あかねこのように

「そのままの自分のことを、自分自身が好きかどうか」ってことなのかもしれないなと思いました。

 

 

以上、オクユイカ(@Saba0m)でした。

 

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このブログの運営者


おく ゆいか。 

介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...

”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、現在はフリーで福祉・教育分野で動いています。

田舎暮らしが憧れ。

レズビアン当事者として大分県内でちょこっと活動中。

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