人間関係が希薄なのはインターネットが原因なのか?!



こんにちは。オクユイカ(@Saba0m)です。

もう、すっごい寒いね!寒い! 今日の竹田は雪です。

この前、「インターネットが発展し、人間関係が希薄になった」という話を聞いた。

ブログやインスタグラム等のインターネットを通して沢山の方と繋がった昨年。

私の人間関係は希薄になったのかな?と、ふと思う。

本当にインターネットが人間関係を希薄にしているの・・・?!考えてみたくなった。

インターネットが発展したことで人間関係どうなった?!

元々は中に閉じこもりな性格なんだけど、私が外に出るきっかけになったのって、よく考えたらインターネットなんだよね。

完全に時代に乗り遅れていたから、インターネットを自由に使えるようになったのは19歳くらいのこと。

 

携帯で、「mixi」というSNSをはじめたことで、自分が言葉にすることで誰かが反応してくれることや会っていないのに繋がっている安心感とネットで遊ぶという楽しさにはまった。

mixiのミニゲーム「それゆけ!マユゲ―」って知ってます?

に画面の中のピンセットでマユゲのムダ毛をひたすら抜くというゲーム。

それにはまって授業中もしていたほど。笑

mixiで繋がった日本一周をしている旅人に「会いたい」といわれ、ネットで繋がって会うなんて怖い!と思いながら、少しだけなら・・と会った想い出は鮮明に残っている。

いろんなことが新鮮だった。感動的だった。

で、今はどうだろう。

Facebook、Twitter、インスタグラムにブログ・・・。

人数で言えば多くの人と繋がっているんです。で、びっくりするくらい気軽に繋がれるようになったよね。

・・・本当に人間関係が希薄になったのだろうか??

インターネットは個人をどう変えたのか

あまり入り込めない「人間関係」

私たちはインターネットを通じて、すぐに繋がれるようになった。

私が好きなSNSは間違いなくインスタグラム。

同じセクシュアルマイノリティの方と多く繋がっているから安心感があるし、他のLカップル(女性同士で付き合っているカップルのこと)と一緒にダブルデートしたりするきっかけにもなったりね!

そのまんまの自分でいられる人との輪は居心地がよい。

だけど、相手がインスタグラムのアカウントを削除したら、それまで。

心配したところでそれを伝える手段もない。

 

「あ・・・・いなくなっちゃったんだ」

 

っていう少しだけ寂しい気持ちが芽生えていたこともあるけれど、「相手もいろいろあるんだろうな」とサラッと流せるようになる自分も存在する。

そう、『慣れ』なんです。

どこまで入り込んでよいのかな?っていうのもちょっとわからない。

希薄さは感じているのかも。

人を頼らず自己完結が可能に。

めちゃくちゃ情報がいっぱい飛び交っています。

情報がもしも目にみえるものであったら、情報の渋滞を巻き起こしているくらいじゃないかなって思うほど。笑

広く飛び交う情報のおかげで、同じ趣味を持つ仲間を見つけることができたり、何か困った時にはすぐにググる(Googleで検索)。

非常にありがたい。

インターネットのおかげで何かをする時のハードルがグッと下がった。

料理苦手な私もクックパッドがあれば最強!!笑

そこまで料理が好きではない私は、誰かに料理を習う、質問するということはありません。

旅行に行って道が分からない時に、誰かに質問してみたことがきっかけで友だちができたりするけど、ネット検索したらすぐに答えが出てきます。

個人で自己完結できるということは、誰かを頼らないということ。

「困った」という状況で助け合うからこそ生まれる人間同士の絆みたいなものは減りました。

やり直しがきく人間関係

私の友だちはネット上では「男」になってオンラインゲームを楽しんでいるとのこと。

ネット上では、やろうと思えば自分とは違う「他者」になりきることもできます。

Twitterやインスタグラムも、やり直しができる。

ある意味、楽です。

だけど喧嘩をしたり面倒くさいけど乗り越えたことによってうまれた「絆」みたいなもんはうまれにくいし、乗り越え方もわからなくなっている気がします。


結論:インターネットは使い方によっては人間関係を希薄にしやすい。

”すぐに繋がれる” ”すぐに切れる” それがインターネット上の繋がり。

便利さもあれば、やっぱりどこか寂しさもあるなっておもう。人間関係を希薄にする要素は大いにある。

情報が多い分、人と繋がりやすい分、余計な感情もたくさんうまれるよね。

「他者と比べるこころ」も同じ。

他の人と比べることで、「この人みたいになりたい!」という憧れや羨望がプラスになるし

他の人と比べることで、自分を卑下したり、嫉妬や妬みなどのマイナスの感情を産むこともある。

インターネットが無い時代だって、きっと「他者と比べる」ということはしていたと思うのだけれど、今は、インターネットによって入る情報・繋がり合う人の母数が全然違う。

だから、より一層、色々な感情に振り回されやすいんじゃないかな。

でも、それが「今」なんだと思う。

 

人間関係が希薄になりやすいのも「今」ならではなのかも。

「人との繋がり」をモットーに様々な場所が作られているのも、多くの人が「希薄さ」を感じているからなのかもしれないね。

 

昔、mixiを使い始めた時の人と繋がれることによる感動。あれは「当たり前」じゃなかったから感動したんでしょうね・・・。

インターネットはすごくありがたいし大好き。

だけど、上手く使いこなさなければ、いつの間にか孤独さを感じたり情報に振り回されて疲弊してしまうのかも。

情報が多くなってもブレない「自分」だったり、自分の中の基準を持てる人が、インターネットを楽しめる人なのかもしれないですね。

すっごい真面目な話になっちゃった!!

以上、オクユイカ(@Saba0m)でした!!

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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