こんにちは。オクユイカです。
今日は、本日宿泊しているNaru.Guest House(ナルゲストハウス) 実際に宿泊して、とても居心地が良かったので紹介♪
オーナー夫婦の話が刺激的で、バックパッカー旅に出たくなちゃったーーー。
目次
宇佐市唯一のゲストハウス「Naru.Guest House」
Naru.Guest Houseの住所や連絡先
先に住所等をのせておきますね。
Googleで検索してもうまく出てこなかったので、こちらの住所をGoogleに入れて検索してください。
【住所】〒879-0471 大分県宇佐市大字四日市1441-2
【電話番号】 0978-32-0147 【チェックイン/チェックアウト】
16:00~20:00 / 9:30 無料駐車場ありです♪♪
オーナーは世界50か国以上を旅したバックパッカー
実は、地域おこし協力隊関係のイベントに参加をするために宇佐にきたのですが、偶然明日も宇佐でお仕事。 と言うわけで宿に泊まることにしました。
ホテルは値段も高いので、Airbnbで検索。
(Airbnbについての詳細は以下の記事を参考にして下さい。)
宇佐市の中心部で探していたところ何件かヒット。
一軒家だったりと魅力的ではあったものの、冬の田舎の一軒家ってなんだかこわい・・・。
と言うわけで、Airbnbの検索で出てきたゲストハウスに泊まることにしました。
それがNaru.Guest House。
後で知ったのですが、ゲストハウスのオーナー高坂さんは私と同じく、宇佐市の地域おこし協力隊の方。
そして過去に3年間も世界を旅したバックパッカー。
何故、ゲストハウスをはじめたのか・・・というのはちょっと置いておいて、まずはNaru.Guest Houseの紹介!
「古き良き」が残る外観と内観
Naru.Guest Houseは、元々、約70年続いた歴史ある旅館「なるみ旅館」があった場所。
2017年7月から宿を引き継ぎ、トイレ以外を仲間たちに手伝ってもらいながら2カ月かけてリノベーションしてオープン。
「なるみ」の名前を少しでも残そうとの思い、
なる=成る(物事が出来上がる)
み=実 「なるみ」の「み」を摘み(受け継ぎ)、
「今までの実を有難く頂き、新たなものを作り上げていく」との想いで「Naru」という名前に決めたそう。
昭和レトロ好きな私にとっては宝の宝庫のようなゲストハウスでした。 家族経営のナルゲストハウス。
入った瞬間、看板息子のかずき君が出迎えてくれました。(鉛筆のようなものを持って、その説明をしてくれました。かわいい!笑) 案内の紙には
小さな子ども含む家族経営のため、息子がウロウロしたり、大声で泣いたりしてご迷惑をおかけするかもしれません。
しかし、素敵な人々が交差するゲストハウスの様子を息子が身近に感じて育つことによって、視野の広い人間に成長してくれると信じているので大目に見てください(笑)
と書いてありました。
色々な人と、小さいころから出会う環境って素敵!!
リビングで受付をすませる。
石油ストーブのにおい、上に置かれたやかんのお湯が沸く音って心地いいですよね。 受付後、パソコンをさわっていると、奥さんのみかさんが、ホットカボスジュースを持ってきてくれました。
私が宿泊したのはドリトミー(3000円程)だったけど、宿泊者がいなかったので貸し切り!
他に人がいる時は、カーテンを降ろして部屋を区切ります。大広間をみんなで使うような感じ。
ドリトミー以外の個室には色と場所のテーマがある!
他の個室をのぞいてみると、各部屋ごとにカラーや置いてある物が少しずつ違いました。
「Ocean=オーシャン」:青色と中東
「Earth=アース」:茶色とアフリカ
「Forest=フォレスト」:緑色と日本
「Sun=サン」:黄色と北欧 この、黄色と北欧をテーマにした部屋に次回は泊まりたい!って思いました。
明かりをつけるための紐の先にはかわいいビーズ。こういう小さい部分に気付けるとラッキーっておもっちゃう。
窓側はこんな感じに。
元々旅館ということもあってか、私がイメージするゲストハウスの上を行くゲストハウスではないか!!!
寝る前には、「よかったら使ってください」と湯たんぽを持ってきてくれました。
部屋には暖房はあったけど、湯たんぽと布団があったかかったので、使わなくてもぽかぽか気持ちよく寝ることができました♪
お風呂やその他の場所
洗面台はこんな感じでした♪
お風呂のタイルには「なるみ旅館」だったころの名残が。
ちょっと見えにくいけれどライオンの口からあったかいお湯が出ます。
二階の共有スペース。
お酒の提供もあるので、旅仲間と一緒に楽しい時間をすごすこともできます♪
ゲストハウスをはじめた理由
なぜ、ゲストハウスはじめたのか。なぜ旅をしていたのかをお伺いすることにしました。
帰国後はキャンプ場で働きながら物件を探していたけど、なかなか見つからなかったのだそう。
こうして縁あって、現在は宇佐市に引っ越して協力隊として働きながら、勤務日以外でゲストハウスをオープンしているそう。 (勤務日は、奥さんが切り盛りしています)
日食を追いかけて旅へ
サードアイって・・・・おでこに三つめの目が開くってやつだよね?
さすが、ちょっと変わってる!!笑
1年間は南米をふらふら。半年間は中東。
最後の1年はアフリカにいたそう。 3年間の旅は、みかさんとの二人旅。
当時はまだ結婚はしていなかったんだって。
訪れた際には絶対みてほしいのが、リビング(共同スペース)にある旅の写真集。
二人の姿や、絶景写真などが写真集になっていて、見るだけで旅に出た気分になれます。いや・・・今すぐ旅したくなっちゃいました。笑
こんなの作ったら、一生モノの想い出になるよね!!(いつか真似しよう。笑)
奥さんのみかさんとの二人三脚
高坂さんは協力隊の勤務日だったので、前日の夜に一緒に朝ごはんを食べながら話す約束をしていました。
朝、おきて朝ごはんの席に着くと、高坂さんからのメッセージが。
こういうのあったかいよ~涙
朝ごはんは500円で食べることができます♪
食べながら30分ほど地域おこし協力隊や旅の話をしたあとに、お見送り。
ごはんを食べた後、かずき君を保育園まで一緒に見送り。私はパジャマ姿で。
子どもがいたら、こんな感じかなぁ~・・・とかついついおもっちゃう。笑
帰りに近くのお寺を案内してもらって再度ゲストハウスへ。
チェックアウトは9時半でしたが、それからお昼ぐらいまでずーっとみかさんとお話をしていました。
高坂さんとの出会いから、これまでの人生について色々話してくれた。
色々話を聞いていると、六本木らへんに高い家賃を払って住んでおり、OL時代の毎月の給料はエステなどに通ったり美味しい物を食べたりする等してほぼ使い切っていたそうな・・・。
それとは真逆のようなバックパッカーの旅や今の生活。
どう思っているのか物凄く気になったのでどんどん質問しちゃった。
バックパッカー旅のような貧乏旅に抵抗はなかったんですか?
と、と、というか旦那さんと「価値観ちがいすぎるわ~、やっていけないわ~」みたいに思ったことはないんですか!?!?
ズカズカ聞く私・・・。
なんでこんなに興味津々かと言うと、私とパートナーのミカンちゃんも割と生活やお金に対する価値観がちょっと違うから。
だからと言って仲が悪いとかでは決してないけれど目の前のみかさんと、ミカンちゃんの姿がついつい被ってしまったんです。
世界を何年も回るってことに抵抗とか不安だとかはなかったんですか?
その話をすごく楽しそうにしているから私も興味が湧いちゃって!一緒に行きたいと思うようになった
なるほど・・・。確かに楽しそうにしている人にはついていきたくなっちゃうもんなぁ・・・。
今は前と収入は違うのに、貯金が全くできてなかった昔より貯金ができているの!不思議でしょ~?笑
3時間以上お話したので、全ては書ききれないけれど、旅の話をお伺いする中で感じたのは
”お金がなくてもなんとか生きれた”
”沢山の人に助けられた”
という経験によって価値観が変わったのではないかなということ。
不要になった荷物を売ったり、おにぎりやお菓子を作って売ってたりもしたの~
なるほど!!
3年間、いろんな国で生活したり働いたりしてみてなんとかなったという経験をすれば、これからも色々あるだろうけどなんとかなる!ってなるかもしれないな・・・と。
高坂夫妻に比べると全然なんだけれど、私もマレーシア人と一緒に生活する中で、貯金とか保険とかあんまり深く考えずにその場の仲間や人を大切に生活する姿を見て「お金ってなんだろう?」とすごーく向き合うようになった。
お金は大事だという前提は置いておいて、あまりにもそちらを中心に置いた結果、縛られて生きている人が多いのかな?とも思うようになった。
素敵だなぁと思ったのは、みかさんってどんな場所でも、楽しく過ごせる人だということ!
3時間以上話した中の、1エピソードなんだけどエチオピアの宿のベットには南京虫がよく潜んでいたそう。
暑い中長袖長ズボン、寝袋に入って刺されないようにしても刺されることもあったそうで・・。
南京虫は、明るい時間帯はベットの隙間や壁の割れ目などの場所に隠れていて、暗くなった夜間に人間の体温や人間が吐く二酸化炭素に反応し活動を開始する、血を吸う虫!
と、高坂さんも前日にお話をしてくれました。
ちなみに、3年間でかかった費用は、日本で生活をするよりも安い300万円だったそう。
みかさん、前のOLの生活も、旅の生活も、今の生活も・・・どこでも楽しんじゃってる。
その場、その場への適応能力が高くて、人に警戒心を与えない雰囲気を持つ方でした。
お泊りの際は、話さないと勿体ないです!!
歴史ある旅館ということに加えて、高坂夫婦の人柄やかずき君のかわいさが、Naru.Guest Houseの居心地の良さを作り出していました。
宿泊の料金【宿泊の料金】
ドミトリー
1名3,000円 貸し切り20,000円
4.5畳(定員2名)
1名4,000円 2名7,000円
6畳(定員3名)
1名5,000円 2名7,600円 3名9,900円
1棟貸し切り(1名~18名)
60,000円~
(冬季11月~3月は暖房費として別途300円)
その他、レンタルルームもしているそうです!
【Facebook】 https://www.facebook.com/Naru.GH/
【HP】ナルゲストハウス
【ブログ】ナルゲストハウス
宇佐に行ったときにはまた泊まろうと思います♪♪