こんにちは。オクユイカです。
自分らしく生きるってどういうことだろう?
私は、完璧な自分じゃないと生きる意味がないと思っていました。
今、そう思っている方に読んでもらえたら嬉しいです。
あなたは”自分らしく生きることができていますか?”
完璧な自分じゃないと生きる意味がないと思っていた時期。
私の家は家庭環境もよくなく、精神的な虐待を受けて育ってきた過去があります。
もう、過去の話だから全然気にしていないし、トラウマなんてのも無いんだけどね。笑
そうじゃない時期ってやっぱりあって。
「お前が生まれたから、この家はおかしくなったんだ」
そんなことを言われて育ってきた私は、いつも、こんなの幸せじゃない、なんて不幸なんだろう。
生きるだけで迷惑だなんて・・・そんな言葉がいつも頭の中をグルグルしていた時期がありました。
たどり着いた答えは「死ぬこと」だった。
今だから言えることなんだけど、自分の存在意義もわからず、リストカットを繰り返す日々もあった。
そんな自分が唯一、周りから認められ、愛される自分になれる瞬間は、
「頑張って、成果を出した時」
だから私は、自分の存在を周りから認められるため、何事にも一生懸命頑張りました。
よくやってたな~って、10代の自分に伝えたいくらい。笑
頑張りが途切れた時に待っていたもの
頑張りが実り、中2から始めたテニスも中3の時に県で準優勝。スカウトされて高校に入学。エースとして全国大会に出場もしました。
しかし、身体はボロボロ。背中と足の脛は疲労骨折。
厳しかった部活なので、休ませてもらうこともできず、心の余裕なんてものはなかったんだよね。
そんな時に親友が病んでの飛び降り(無事でしたが)、顧問との考えの違いなど、色々なことが重なって、引退まで2か月という時期に退部。
テニスの特待生で通っていたため、学費を自分で払う生活に。。。
”テニスもなくなってしまった。きっと、みんなに情けないやつって思われてるにちがいない”
周りの目が本当に痛かった。
頑張ることでしか自分の存在を保てなかった私が頑張れなくなった時、また、自分を失いました。
部活を辞めてから体重も増えました。
「太ってしまったら、私はもう本当に終わりだ」
きっとそんな気持ちがあったのだと思います。
気が付くと私は、摂食障害という病気になってた。
苦しさの中で気が付いたこと
振り返ると、私の心はしっかりとSOSを出していることがわかる。
心のさみしさを埋めるために、リストカットをしたり摂食障害になったり・・・。
だってさ、なにもないのにリストカットしたり摂食障害になったりしないよね(^_^;)
「周りより優れていなければ、私は愛される価値がない」
自分と向き合ううちに、そう思い込んでいたことに気がつきました。
だって、そうしなければ自分の居場所を失うから。
・・・そんな思い込みに気が付くまでに、かなり時間がかかりました。
今は10年続いた摂食障害も治っているし、リストカットをしていたことも自分でも信じられないくらいです。
治った理由は、正直なところ自分でもよくわかりません。
だけどね、あの時の自分と今の自分を比べると考え方が劇的に変わりました。
頑張らなくても、そのままを受け入れてくれる存在にであったから。
乗り越えて思うこと
完璧じゃなくていいんだよ、人間みんな弱い!
愛されるために、完璧を求めていた自分。常に自分に「こんなんじゃだめだ」とダメ出しをしてた。
それって、自分自身が自分を攻撃しているのと同じ。
常に戦闘態勢だったストレスが、食にでていました。心は本当に正直!!
今は過去の自分とは違います。誰にだって、長所もあるし短所もある。できないことがあったっていいんだ。そう思います。
自分が苦しくなるまでに完璧を追い求め、自分らしさがなくなるより、自分の弱さも受け止め、自分らしく笑うこと。
人と比べて落ち込むより、そのままの自分をいっぱい愛そう!!
そっちの方が何倍も楽しいなって、そう思います。
家庭、仕事、学校・・・頑張りすぎて辛い状況にいる方。
本来もっているあなたの良さが、濁ってしまわないように、まずは、そのままの自分を、自分自身で抱きしめてあげてほしいなぁーと、私は、ここから願っています。
では。
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