地域おこし協力隊になった理由とこれから。

こんにちは。オクユイカです。

私事ですが、オクユイカは10月1日づけて、地域おこし協力隊として活動することになりました。

そんなつもりはなかったので、自分でも不思議!

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地域おこし協力隊とは。

地域おこし協力隊のことについてご存じない方もいるかと思うので書いておきます。

地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは。

人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、

地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、

地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。

1年~3年間の任期つきで、給料をいただきながら地方で暮らすことができるという制度。

基本的には地域の役場に入り、役場関係の仕事の一部を担うことになります。

そして任期終了後は、その地域への定住が求められます。(必ずというものではなく実際の定着率は6割強:2017年10月時点)

 

給料については自治体によって異なります。大分県内の自治体であれば15万円くらい。

それプラス、住む場所が与えられるので家賃はタダ。

一度公務員として働いた立場から見ると給料は安いけれど生活する分には十分!!

 

私が活動する竹田市地域おこし協力隊は

・月15日の勤務

・副業が可能

 

”任期が終わるまでに自立できるように時間を使ってくださいね” という意図があって月15日の勤務だったり副業が可能になっているワケ。

 

昨年の今頃、全く想像もしていなかったこと。なんでこうなったのか書こうと思う。

いつか田舎にすみたい!

10代のころから、世の中がどんどん間違った方向に進んでいるのでは?という違和感がずっとあって、大事なものは田舎にあるのだ!

という思い込みから住みたいと思ってました。

だけど”学びたい!“という気持ちが強い自分自身にとっては情報の少なさや交通の便の不便さは大問題。

そんなこともあって、青年海外協力隊に行く前に「帰国後は東京かアメリカにいこう」って思ってたんだよね。

 

それを大きく変えたのが、青年海外協力隊の活動。

 

“なんでこれまで自分の住む地域に目を向けなかったんだろう?望む場所が自分の地域に無いんだったらそれを自分たちで変えていけばいいんだ。”

 

そう思うようになりました。

 

LGBTに関することも大分県はかなり遅れている状態。

大分のLGBT事情がちょっとでもよくなってほしいなぁ・・・。

私もできる範囲で何かやろう。そう思って既に県内で講演等をしていた大住珊士(さんちゃん)と一緒に、LGBTサポートチーム ココカラ!を立ち上げました。

だからその活動もしたくって、大分から離れるという選択肢がなくなった。

 

母もいずれ大分を離れる話があって、家族はみんな愛知県に・・・。パートナーは大阪で・・・。

それなのに、大分じゃーー!!と意思をぶらさないのは

完全なる私のワガママです。

特にパートナーは十何年続けてきた仕事を辞める方向に進んでいるので・・・ごめんね、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

(この前、母とパートナーが話して居たときに「ゆいかに振り回されすぎないようにね」って言われてた。笑)

 

半年ほど前に大阪にいる時、今後の活動拠点をどこにしようと考えてた。

そんな時に、面白そうだなと思って大阪で受けていたクリエイター関係のセミナー講師をされていた江副直樹さんという方が

竹田市のお話をされていたことがきっかけになって

 

今まで視野にいれてなかった「竹田市」が気になるように・・・。

竹田市に問い合わせをしてみたら、地域おこし協力隊という制度もあることも教えてくれました。

 

青年海外協力隊がおわったのにまた協力隊!?? いやあ。。。もういいかな。

 

その後、大分県庁の移住相談窓口を訪れて、移住先を探していることや私がこれからしていきたいことを話したんだけどね、ここでも

 

「地域おこし協力隊はどうですか?」

 

と言われ

 

うーん・・・もう「協力隊」はお腹いっぱいですわー

 

…だけど、話を聞けば聞くほど、調べれば調べるほど今の自分にぴったりかも。と思った!

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違和感を感じる生き方はしない

起業をする予定だったから、大阪にいる間はウェブの勉強と空いた時間にビジネスに関するセミナーを受けていました。

色々な人とも繋がり得たものは大きくなったんだけど、それと同時に違和感も感じるようになって悩んでた。笑

 

・・・・また違和感だ。なんでだろう。

 

そうやって考えていると

あれ?人が真ん中にいないぞ???これが原因だ

って気がついた。

今まで自分自身が強く行動をしようと思う時って、頭の中に利用者さんの顔が浮かんでたんです。

だけど、その時の自分にはそれがなくなっていました。

 

起業はあくまでも夢を実現するための手段なのに、起業が目的になってしまってたんですよね。

そんな自分自身のことを好きって言えないと思った。

違和感を感じることはもうしない!と決めているので、一旦、根っこに戻ろうとおもいました。

 

地域おこし協力隊として地域に入ってみよう。

私が大切にしたいことは

・人との繋がり

・大切なことを大切にできる働き方

この2点。

最初にも書いたけれど、地域おこし協力隊の活動は竹田市の場合、月に15日。自分で勤務日を決めることができて

15日以外は、任期が終わった後のための移住準備として使うことができるのよね。

 

だから現時点で大事だと思っているLGBTに関する活動も可能です。市役所の特別嘱託職員という形になるけれど副業も可能。

つまり多少なりとも収入がでてきたブログを続けられるということ。

ブログ運営からは学ぶことがめちゃくちゃ多くて辞めたくないことの一つだから本当にありがたい。

その他、療育等についてもより具体的に学ぶことにしました。

 

地域おこし協力隊参加で、一番いいなと思ったのは活動することで地域の方々との繋がりも作りやすいこと。

また、実際に地域に入って繋がりやニーズを把握することで、地域にあった起業がしやすくなると思いました。

実はすむ場所を転々とすることが多く(自主的に)今まで一つの場所にずっと住んだことってないんですよね・・・

 

故郷がたくさんあるのだけど、もっと一つの地域のことを知りたい。

 

地域おこし協力隊って、ありがたい制度なのね  そう思うようになった。

なぜ、竹田市なのか。

竹田市のことは気になっていたものの、他にもいいなぁと思う地域があったので足を運び話も聞きに行きました。

その中でも一番丁寧に関わってくださったのが竹田市役所の方々。

 

また、竹田市には「企画部門」と言って、自分から企画提案する形で採用・不採用を決める枠が設けられていたんです。

と言うわけで、合格するかわからないけれど、自分がしていきたいことを真面目に書き、面接でもお伝えしました。

 

その結果、有り難いことに採用していただき、10月から竹田市に引っ越して活動することになったわけです。

 

どこの場所に配属になれば、私がしたいことができるのか?私が最大限力を発揮できるのか?

面接後、そして採用が決まった後もそんな話し合いを役場は何回もしてくださったそうです。

 

これからの動き等も「奥さんの意向を取り入れながら話し合いをして決めていきましょう。」

本当に温かい・・・・(涙)。

 

今は地域包括支援センターに入らせていただき、スタッフの皆様に勉強させてもらう日々。

人と直接向き合う現場で働いている方って本当にかっこいい。

学ばせてもらう分を返すことができていないので申し訳なさを感じつつも非常にありがたいです。

 

大分県竹田市は現在、40名を超える地域おこし協力隊が活動をしています。

元シドニーオリンピック選手、Youtuber、芸術家さんをはじめ、なんだか個性豊かな方々がそろっているようで、地域おこし協力隊の方に会うのも楽しみ!!

以上、報告でした。

竹田って知れば知るほど面白い町で、これからどんどん面白くなる町なんだろうなあとワクワクするの!

地域おこし協力隊のことや、竹田市のことをこれから投稿するかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

最後に。

地域おこし協力隊に興味があるという方は、あなたも「地域おこし協力隊」として活躍してみませんか?

上記のサイトからメルマガ登録をしておくと、地域おこし協力隊募集情報や、多様なライフスタイルを体験出来るツアー情報、移住(就職・暮らし)の個別相談、就農相談などの情報が入ってくるので便利ですよ〜♩

ではでは、オクユイカ(@Saba0m)でした!

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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