こんにちは。田舎に移住したオクユイカ(@Saba0m)です。
現在、古民家を改修しての居場所づくり(みんなのいえ「カラフル」)をしているのですが、工事が入らない部分を自分でDIYしています。
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ちまちま作業をしているのですが、どうしても変えたかったのが柱の色。
オレンジ系の色が強く出ていません?
ということで今回は、オイルステインというものを使って柱・建具の色を変えることにしました!
オイルステインを使うことで木材の木目の良さを残しながら、色を変えることができます。
目次
元々の柱や建具の塗装をサンダー(やすり)で剥がそう
今の柱にはニスも塗られていてツヤツヤ・・・・。その上からオイルを塗ったとしてもはじいてしまい色が塗れません。
ペンキを塗る場合はそのままでもよいのですが、やはり木目の良さを残したい!!
結構時間がかかるだろうなぁと思いながらもヤスリで磨くことにしました。
手順1:ヤスリで塗料をとる。
紙ヤスリってよく中学生の時の木工の時間に使っていましたが、すぐに破れるので、布ヤスリにしました。
ニスと塗装を取ることを目的に使用したのが、布ヤスリの♯40
やすりには番号が付いていて、数字が小さいほど粗く、数字が大きいほど目が細かいです。
#40はかなり粗い!!
細かい目のヤスリだとニスがつまってすぐ使えなくなるよ〜と大工さんに言われたので#60くらいがよいよとのアドバイスをいただいたので、
ニスまでしっかり塗装されている場合は、#40〜#60くらいにしたほうがよいです。
布ヤスリをほどよいサイズに切って、手作業で柱を一本一本ヤスリをかけて・・・・布ヤスリが荒いおかげで意外と楽にニスや塗装が取れました。
でもやっぱり大変!!!ということで途中からサンダー導入。笑 #40がなかったので、#60で磨いていきました。
以下のサンダーと同じものを使用しているのですが何も問題なく使えます。
値段も高すぎず、Amazonの評価も良いので、サンダーをこれから買うかたには以下のセットがオススメ!
サンダーを使用する場合はサンダー専用のやすりが必要です。
#60〜240のペーパーが入っています。
今回のように柱の色を変更する場合は、このセットがあればすぐに作業ができます(^^)
あれだけツルツルしていたのが(before)
ここまで元の木が見えるようになりました。(after)
手順2:細かい目のヤスリで表面を滑らかにする
#40〜#60だと、表面がざらざらしたまま。
触り心地が悪いのが嫌なので、#240のサンダーをかけて滑らかにしました。
気持ちいいくらい表面がなめらかになりました!!
手順3:表面の木くずやゴミなどを取りのぞく
サンダーをかけた後って想像以上に、木の粉が残っています。手で叩くだけで粉が舞うくらいに(笑)
ぞうきんでゴミを取り除きましょう。
※濡れ雑巾を使用する場合は、拭いた後にしっかりかわかしましょう。
オイルステインを塗ろう
オイルステインってなに??って思う方が多いかと(^_^;)
オイルステインというのは、塗膜を作らないで直接木材に刷り込むように塗ることで着色する塗料のことを言います。ステインは「しみ」という意味なのですが、その名の通り、木材にしみ込ませる塗料です。
オイルステインのメリットは木目を生かして塗装ができるというところ。
私も知らなかったので、大工さんに何を塗ったら良いのか聞いてから購入しました。
油性のオイルステインを購入しました。
ハケや布にオイルステインをつけて、木目にそって塗っていきます。
好みの濃さになるまで繰り返し塗るのですが、私の場合は一回で十分な濃さになりました。
塗った後、5分以内に、布で円を描くように拭きながら余計なステインを取り除きます。
この部分も・・・
こんな風に!!
木目も残っているし満足のいく仕上がりになりました。
細かい部分は、絵画用の筆を使用すると便利でしたよ!
オイルステインを使用したらペイントうすめ液が必要。
「油性」を使用した時に面倒くさいのが、ハケやバケツを水を使って洗えないこと。
ペイントうすめ液というもので洗います。
これはホームセンターなどで買った方が安いです。200円もせずに買えました。
ただし、安いハケを購入して使い捨てにすれば、ペイントうすめ液を購入する必要はありません!!
「失敗」から学ぶ今回の作業の注意点
オイルステインが足りなくなったら同じメーカの物を買おう!
最初に購入した油性のオイルステイン300mlは大分市内にあるDIYホームセンターハンズマンというところで購入しました。
私の住んでいる竹田市からハンズマンまでは1時間かかります。
オイルステインが足りなくなったので買いにいく必要があったんですけど、1時間もかけていくの面倒くさいなぁ~と思って、地元にあるホームセンターにて購入。
結果、失敗でした・・・。
見本の色も薄めだったため「オーク」ではなく「ダークオーク」を購入したのにも関わらず、それでも薄い!!!
結局、使えませんでした。
同じ色の名前によってもメーカーによって全然違うことがわかりました・・・。同じメーカーのものを購入しましょう。
意図せず両方を使ってみた感想なのですが、以下のオイルステインの方が見本の色に近い色でした!
ゴーグルやマスクで目や口の保護を!
やすりやサンダーで削ると、粉末になった木くずやニスが空気中を舞います。
なので、しっかりゴーグルやマスクで保護をしてくださいね。
その結果、木くず・ニスのくずが目に入り目が痛くなるし、それらを吸い込んで、体調が悪くなりましたw
今では作業する時はマスクしてます・・・・。
あと、油性オイルステインはシンナーの臭いがします。気分が悪くならないようにマスクをしたり、換気を必ずしましょう!
塗らない部分の養生をしましょう
塗らない部分は、養生テープや新聞紙を使って保護をしましょう。
床に垂れるので(-_-;)
養生テープについてはペンキを塗った時の記事に書いているのでよかったら参考にしてみてください(*’▽’)
今回、購入した物品のまとめ
サンダーを使用しない場合は、布ヤスリを購入。
#40〜#60のものと、仕上げ用の#240で良いと思います。
色の塗り替えをする場所が多い場合はサンダーを購入したほうがいいです。ほんとに。笑
そして、オイルステインはこれ!
オイルステインを塗る時の養生テープ。近くにホームセンターなどがある場合はそちらで買った方が安いです。
ペイントうすめ液も購入しちゃいましたが、ハケもダイソーのもので十分使えるので使い捨てる前提であれば購入する必要はないでしょう。
柱や建具の色で、部屋のイメージがだいぶ変わりました。
これから、床の板を張り替える作業が・・・・。がんばります。
以上、オクユイカ(@Saba0m)でした!
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