こんにちは。大分県民のオクユイカです。
県外にいくことも結構あるので、大分土産を買うことが多いんだけれど
それとは逆に、自分自身が大分県外に居る時は、母が大分土産を送ってくれることもよくあるのよね。
で、母が「なんのお土産がいい?」って尋ねた時に三兄弟そろって
コレがいい!
っていうお土産があるんです。
知っている人は知っている。知らない人は知らない。そんなお土産なのですが、ぜひ紹介させてください。
誰かにお土産を渡すときに、ちょっと思い出してくれたらうれしいなー♪
まずは、有名or定番のお土産の紹介から。
大分の有名なお土産と言えば・・・
大分銘菓 ざびえる
大分県民で「ざびえる」を知らない人はいないんじゃないのかなぁ??大分駅構内等のお土産やで必ず見ることができる和洋折衷のお菓子。
ザビエルというのは”フランシスコ・ザビエル”のこと。
教科書にでてきましたよね。
忘れている方のために、学生時代の社会の授業を思い出しながら、絵を描いておきますね。
フランシスコ・ザビエルは1551年に、大分(豊後の国)を訪れています。
当時、大分を統治していた大友宗麟の庇護を受けて、大々的なキリスト教の布教に成功したと言われています。
そのザビエルの功績を讃えて誕生したのが南蛮菓ざびえる。
金のザビエルと、銀のザビエルがあり、
金のザビエルはラム酒につけたレーズンが餡の中に刻み込まれています。
銀のザビエルは白餡がぎっしり詰まってます。
迷った時にはこれを買っておけば間違いないほどお土産としては一番有名です。
高級感を漂わせる箱の中に入っています。
ボンディア
ボンディアはあずき餡をパイ生地で包んで焼いたお菓子。
私個人的な好みですが、ザビエルよりもボンディア派。
牛乳と一緒にたべたくなるお菓子です!!
ちなみに、ボンディアの意味はポルトガル語で「おはよう」という意味らしいですよ~♪
臼杵せんべい
臼杵せんべいも美味しいんですよね~。
大分県臼杵市特産の生姜を使ったせんべいです。
四百年ほど前、臼杵藩稲葉領主(五万石)が、江戸参勤交代の途上の食料として
米・麦・粟・ひえ等を材料に作り上げた保存食が臼杵煎餅の始まりといわれています。
その後、小麦粉を主材料に、臼杵特産の生姜を加えて焼き上げたものが現在の臼杵煎餅です。 引用:後藤製菓 臼杵せんべい
臼杵せんべいの話を友だちとしていた時に、
”私は生姜のせんべいが苦手で・・”
と言っていたのを聞いてから、お土産としては買わなくなってしまった臼杵せんべい・・。
逆に、臼杵せんべいをいただいた時はテンションが少しあがります♪
謎のとり天せんべい
Amazonでも販売があるようですが、値段が高いので、画像だけ掲載・・・
画像引用:宝物産株式会社
こちらは、とり天のおせんべいです。
とり天は大分の家庭料理で「鶏の天ぷら」のこと。
鶏の天ぷらの味するなぁ~と思いながら食べたことは正直なところありませんが、サラッと食べられるお菓子。
”せんべい”と書いてあるけれど、スナック菓子のような感覚です。
14枚600円、30枚1000円、48枚1500円なので大勢に配るのにもってこいの値段設定です。
会社や学校等で配る時にちょうどいいかも。
何故、「謎の」とついているのかはわかりません。笑
それにしても、大分にいなくても大分土産が購入できてしまうんですねー(゜-゜)
お土産って希少価値があるから嬉しかったりもするのだけれど・・・時代の流れですね。
お土産を買い忘れたーー!っていう時にはかなり助かりますが。
他にもお土産っていっぱいあるのですが、ここらへんにしておきます。
では、最後に、大分土産の候補にいれてほしいお菓子を紹介させてください。
素朴さがいい。松葉家の「一伯」
ここに書きたかったのが、「一伯」
ザビエルもそうでしたが、一伯も歴史と繋がっているお菓子。
松平忠直が、隠居後に出家し名乗った名前が「一伯」。
そして、豊後府内藩(現在の大分市)へ配流の上、謹慎に。
茶席において忠直公が用いられたお菓子に思いを馳せてつくられたのが「一伯」だそうです。
松平忠直は初めは萩原に住んでいて、その後内陸の津守(滝尾)に移ったんだってー!!
松平さま、同じ大分市内を歩いていたのね。。。
(初めて、歴史っておもしろいっておもったw)
で、お菓子の話にもどります。
「一伯」について。素朴だけど上品な包み紙。
中身は薄くひいたこし餡。それをお餅でつつんであり、さらに薄種で挟んでいます。
半分にきるとこんな感じ。
こちらは、暑いお茶と一緒に食べたい和菓子。
私のパートナーにも食べてもらったんですが、「あれ、美味しかった!」って言ってくれました♪
食べたことがない方や、いつもお土産がざびえるになってしまう・・・という方、おためしあれ!!
ではでは。
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