マレーシア人に聞いた副業禁止なのに”副業をしてもいい理由”にぐうの音も出ない。

こんにちは、おくゆいか(@Saba0m)です。

最近、帰国後の生活をよく考えます。なにせアラサー無職ですから・・・

以前と違うのは、マレーシア人の考えが少なからず私の中に染み込んできているということ・・・・。

そこで、今日はマレーシア人の副業についての考え方について書きたいと思います。

 

マレーシア人に聞いた”副業をしてもいい理由”

ラマダンマーケットでの出来事。

イスラム教では年に一度”ラマダン”と呼ばれる断食の期間がある。でも、何も食べないわけではなくて、日没後は食べておっけー!!

なので、この時期は、ラマダンマーケットというのが色々な場所に出店され、イスラム教の方たちは、日没後のための食事を購入しまくります。

お腹減った状態で買うので、買う量がはんぱないです。笑

そんなラマダン期間中のある日のこと。

学校が終わり、教頭先生にラマダンマーケットにつれていってもらいました。

歩いていると、あるお店の人にクッキーを勧められました。

振り向くと・・・・

 

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おおおおおお、先生じゃーーーーーーーーーーーーーーん!!!!笑

 

え、公務員がこんな公に商売していいの???驚いた私をよそに

 

隣の教頭先生は普通にそのクッキー買ってるやん・・・・・。

 

実は、先生が何か物を売っているのを見るのはラマダンの期間だけではありませんでした。

 

子どもたちが学校にいる間に、布を広げて先生同士で売ったり、香水を持ってきたり、ジュースを売買したり・・・。

日本では見られないです、絶対。笑

 

自分で物をすすめて売るというビジネスがとても身近にあります。

 

そもそも公務員は副業をしてよいのか

カウンターパートに聞きました。

ダメだそうです。笑

ですが、規則もゆるーいマレーシア。

特に、私の活動しているサラワク州は、クアラルンプールのある半島に比べても、ゆるいです。

なので、学校内で商売をするということが起こっているのでしょう。(すべての学校ではありません)

 

副業をしていい理由

カウンターパートが「ダメだよ」と言った後に続けてこう言いました。

 

「でも、国が、副業しましょうって、進めてるの。笑」

と。

??????

話を聞くと、こういうこと。

 

 

職を失っても生きていけるように副業をしよう!!!!

・・・・・・・・。

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・・・・・・。

 

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生きるためにはお金が必要

2020年までに先進国入りを目指しているマレーシア。

ですが、物乞いをしている人も多いし、物を盗む人も多いです。

仕事が見つからないと嘆く人も多い。

食費、住居費は安いものの物価はそんなに安くないです。

それなのに、日本にもある某有名ファーストフード店の時給はRM3(90円くらい)。

それでも働く人がいるということは、本当に仕事がないんでしょうね・・・・。

家が無くいつも歩き回っている人や物乞いをしているのを見ると、”お金が無くなって生きていけないかも!”、副業でもしとかなきゃ!

ってなるかもなぁ。

医療はお金で買うもの。

マレーシアのJICAボランティアは、年に一度ある”安全対策協議会”というのに全員参加します。

その時に、マレーシアで働く日本人医師はこう言います。

「医療はお金で買うもの。お金が無かったら医療は受けられない。追い返される。それが当たり前。」

「日本のように、医療が保障されている国のほうが珍しい」

と。

最初は、えええ??と思っていました。・・・これを平和ボケと呼ぶのでしょうか。

いくら病気が重くても、お金がなければ医療を買うことはできません。

高額医療費制度などがある日本は改めて恵まれてると感じました。

「お金が無くて医療を受けられない」状況って、生きるためにお金がいる!!ということをより一層身近に感じさせます。

 

まとめ

 

そう考えると、マレーシアで「副業禁止」だなんて無責任な制度だと感じるし、表面上だけの規則という雰囲気に納得がいく。

生きる道を作っておくための副業だとしたら、大事ですよね。

日本はどうでしょう。

副業禁止というのは本業に支障がでないようにとの考えでしょうし、公務員が副業禁止というのはわかる気もします。色々保障されているし・・・

しかし、一般企業の場合。

副業禁止という規則があるけれど、急にリストラされることもあるって・・・・・

例え医療が保障されているとしても・・・・

そりゃーーーまぁ、恐ろしいな!!!と。笑

 

これまでの私は、お金に対してあまり関心がなく、仕事を楽しくしていたら、お金もついてきた!!やったね!!というような、かなーーりノーテンキな感じ。給料明細を開けずに捨てることも(反省します)。

ですが、協力隊終了後、私は無職。アラサー無職・・・・。

今更ですが、すこーーし、お金のことも考えていこうと思います。

生きるために!!!笑

これまでお金のことを心配ていなかったのは、ただの平和ボケだったのかもしれませんね・・・・
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 おくゆいか 

介護福祉士、NPO法人スタッフ、特別支援学校教員、青年海外協力隊を経て今に至ります。好きなように生きてるアラサーレズビアン。福祉の枠を超えた福祉を作るため勉強中。写真を普通に撮るのが恥ずかしいので、だいたい変顔しています。

<詳しい自己紹介はこちら>

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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