こんにちは。おくゆいか(@Saba0m)です。
先日、ある方と不登校について話したことがきっかけで、不登校について考えました。
不登校ってマイナスにとらえられがちですが、本当にそうなのでしょうか。
不登校=未来がない そう思われる方もいるかもしれませんが、私は全くそうは思いません。
特に最近は組織に属さずに生きている方も増えてきています。
変わらないと行けなければならないのは私達の考え方なのではないかと思うんです。
ところで、今は輝いている芸能人にも過去に不登校だったかたがいるのを知っていましたか?
目次
不登校だった芸能人とその理由
小栗旬さん
花より男子、ごくせん、貧乏男子に出演されていたイケメン俳優の小栗旬さん。
「中学時代、机の中にゴミを入れられたり、自分の私物だけでなく机やイスまでがクラスメートに捨てられていたことがあったそうです。
そのため登校拒否となり、卒業式にも出られなかった」出典小栗旬、成宮寛貴、水嶋ヒロ…イケメン俳優が告白した悲惨ないじめ体験 | アサ芸プラス
イジメが原因で不登校になったそうです。
マツコデラックスさん
マツコデラックスさんも、過去、不登校だったことをテレビ番組の中で明かしたことがあります。
「周りに合わせるのがつらくなっちゃったの。子供でいるのが疲れちゃって、学校の雰囲気が嫌になっちゃったの」
イジメではなく、精神的に大人だったマツコ・デラックスさんらしい理由ですね。うーん、なんだかわかる気がします。
私の知り合いにも、不登校の男の子がいます。
小学校2年の時に少しずつ学校に行かなくなっていました。
いじめられている訳でもなく、友だちも沢山いる男の子だったんですけどね。そんな気持ちだったのでしょうか。
その後、学校には行ったり行かなかったり。高校を卒業し、今は働いています。
指原莉乃さん
我が大分県のの星、さっしーも!!!
「初めのうちは廊下ですれ違うと、意味もなく爆笑されたり、陰でぐちぐち悪口をいわれたり、私が歩いているだけで、『ちょ~ウケるんだけどお』って、意味不明。
悩んだりとか、悲しいとかは思わなかった。
部活は楽しかったし・・・。ただただ、めんどくさいと思った。
なんでこんなことするんだろう。私の何が気に入らないんだろうって・・・。」 出典指原莉乃1stフォトブック『さしこ』 (講談社 MOOK)
ある日、学校から家に着いてポストを開けたら、何も書いていない封筒が入っていました。
中を見たら、汚い字で『もう学校に来ないでください。よろしくお願いします。』って書いてあった。
私は中学生の時に大分に引っ越したのですが、引っ越した先の学校で、上靴に画鋲をいれられていた生徒や、毎回不良に呼び出されてからかわれている生徒がいました・・・。
私も引っ越したばかりで何も言えなかったのですがあれは紛れもないイジメ。
中川翔子さん
中学のころ、私はずっと「死にたい」と思ってた。
無視されたり、陰口を言われたりするのがつらくて、結局、卒業式も欠席した。1人で絵を描いていて、「キモい」って笑われた。
「お前に言われる筋合(すじあ)いはない!」って言い返したかったけど、言葉が出なかった。今でも悔しいんだよ。
以下は、しょこたんのお母さまが、しょこたんに送った手紙の内容です。
”思春期を迎え、個性も感受性も強い貴方はいじめにあってから不登校、引きこもりになり毎日暴れ自分で自分を傷つけ追いつめて行きました”
”あんなに不健康でひきこもりだった貴方が自分の居場所をみつけ 今、どんなに辛い事があっても笑顔を絶やさず、努力を惜しまず「生きている証」を残していっている 娘でありながら、そんな貴方をママは心から尊敬しています”
しょこたんも、さっしーも個性が強いが故のイジメですね・・・・。
今、輝いている芸能人の中でも、過去に不登校を経験されている方思いのほか居ることがわかりました。
むしろ、個性が故に虐められ、今は個性がいかされて芸能界で輝いている人達。
思春期って「人と違うこと」がいじめの対象になることが多いように思います。私自身も中学時代は「普通」であることを望んでいました。
居場所がないところに居続けるのは辛いこと。
学校に行きなさいという親、教師
もし、自分が親だったら・・・・学校に行きなさいと言いたくなると思います。
「小学校→中学校→高校→大学or就職」という見通しがあるとある程度安心ですが
「小学校→不登校・・・・→この子は今後どうなるの??」見通しがないと、そんな気持ちになるかと。
元教員としての立場から考えても同じです。
不登校の児童に出会った時に、学校が全てではないと思いつつも「学校に来なくていい」とはなかなか言いづらいです。
ですが、誰よりも不安や心配と向き合っているのは子どもだということは忘れないようにしたいですね。
「なんで行きたくないの?」の問いに対して言語化できる力がない。
昔、関わっていた男の子の話。
事あるごとに「嫌い!!」「こっちにくるな!」「こんなのやりたくない!!」・・・そして大人にたいしてパンチしたり。
でも関わっていくうちにわかってくるんですよね、うまく言語化できないでいる彼の苦しさが。
新しいことをする時の失敗への恐怖を伝えられなくて、思いつく拒否の言葉を全力で述べる。という感じ。
関係性を築いていくと二学期の終わりごろには「ぼくね、こわかったんや」「いっぱい人がいると攻撃したくなる」と、少しずつ気持ちを伝えてくれるようになった。
今、改めて思うのですが、表面上の言葉のみに囚われずに、言いやすい雰囲気づくりが普段から大事です。
不登校も同じで、本人も「なんで行きたくないのかわからない」という場合もありますよね。
言せる信頼関係作りや工夫が大事なのだと思います。
居場所をつくる工夫。
どんな理由であれ、居場所がないところに居なければならないって、つらい・・・
義務教育中って、「家!」「学校!」の二択しかないような雰囲気があると思うんです。
例えば、学校に居場所が無くなって不登校になり、さらに家でも責められたら・・・・うーーーん、想像しただけで心が萎んでしまいそう。
いじめがあるとしたら、私ならなおさら絶対行きたくないです。
大人になった今なら職場を自分で帰ることはできるけれど、子どもは自分自身でその選択ができません。
だから、
親や教師が居場所の選択肢を広げられるようになるのが理想だと思っています。
フリースクールや通信制教育、高卒認定取得する制度もあるし、今はネットでも学習できる時代です。
たとえば、スタディサプリでは、5教科18科目をネットで学ぶことができます。
有名講師陣が動画を配信しているので、わかりやすいだけでなく、分からない部分があれば何度も巻き戻してみることができるんです。
授業についていけなくて学校に行くのが辛くなってしまった児童・生徒さんであれば、自分のぺーズで学ぶことができる学習が本人に合うかもしれません。
そのような新しい学習のカタチがあるということを、新し生き方があるということを大人が知っていおくことはとても大事じゃないかなって日々思っています。
スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)/テキスト代無料不登校親の会に参加してみておもうこと
現在、私は不登校親の会(不登校を考える親の会)「星の会」の会員になっています。
また、月に1度、竹田親の会に参加をし、そこで不登校の子を持つ保護者の方の話を聞いたり、みんなで不登校について考えたりする機会があります。
そこに参加すると、お子さんだけでなく、保護者の方の立場もすごく辛いなぁと時々聞いていて涙を流しそうになります。
周囲にどう思われるのか?自分の育て方がわるいのか?そんな想いを抱き、不登校のお子さんに常に気を遣ってどうにかしたいと思っていました。
気持ちを吐露するだけでも全然違いますよね。
もしも、あなたが不登校の子をもつ保護者であれば、どうか一人で悩まないでもらいたいなぁと思っています。
あなたの近くにある「親の会」をさがしてみてください。
最後に:勇気づけられる言葉。
マツコ・デラックスさん
「子供のとき失敗しても、もう1回大人でチャンスが来る」
「どんなに学生時代つまんなかったりいじめられたりしても、もう1回新しい場所に行けるチャンスがあるから、それでいいよ」
中川翔子さん
学校なんて周りに数十人しかいない小さな世界だから。
無理に合わせても苦しいだけだよ。。無理して学校に行く必要なんかない。
いじめなんてくだらなくて、立ち向かう意味すらないから。
いじめから逃げることは、本当の「逃げ」とは違う。まず、自分のことを大事に考えてほしい。
樹木希林さん
「私は小さいとき、自閉傾向の強い子どもでね、じっと人のことを観察してた。学校に行かない日もあったけど、父は決まって「行かなくてもいいよ、それよりこっちにおいで、こっちにおいで」って言ってくれたの。だから、私の子どもがそういうことになったら、父と同じことを言うと思う。それにね、学校に行かないからって、何もしないわけじゃないでしょう。人間にはどんなにつまらないことでも「役目」というのがあるの。「お役目ご苦労様」と言ってもらえると、大人だってうれしいでしょう。子どもだったら、とくにやる気が出るんじゃないかな。学校には行かないかもしれないけど、自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせることができるものと出会える。そういう機会って絶対訪れます。」
本当にそうですね!!学校って、周りに数十人しかいない世界。
その中で自分を潰してしまうのは勿体ないことだなと思う。
これは学校だけじゃなく、職場にも言えることではないでしょうか。
「逃げ」という言葉は、悪いイメージがありますが、自分を守るために必要なこと。
不登校の結果、見えてくることもきっと沢山あるはず。
未来を奪うのは不登校ではなく今の社会。私はそう思います。
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