こんにちは。唐揚げが大好きなオクユイカ(@Saba0m)です。
時々、「協力隊ってどうやって生活しているの?」と聞かれることがあるので、そのことについて書きたいと思う。
決して無給で活動しているわけではないんですよ!!
目次
青年海外協力隊が活動にあたって貰えるお金について
ボランティアと聞くと”無償でするもの”というイメージが強い方も多いかもしれませんが、実際海外で二年間を活動するのにお金がないとなにもできません。
そのため、青年海外協力隊では、国の事情等に合った生活費や帰国後の生活に困らないような様々な手当があります。
今回は、青年海外協力隊に参加したい!と思った時に、気になることの一つである、お金のことについてまとめてみたいと思います。
協力隊に参加したいと考えている方、参考にしてみてくださいね(^^)
(※2017年9月現在)
支度料・移転料
赴任をする際の準備のための経費として、支給されるのが支度料です。
これは、国に関係なく、一律90,000円。
また、移転料として87,500円~123,250円が支給されます(出発時と帰国時の二回)。移転費は国によって異なり、マレーシア派遣の私は96,500円でした。
渡航費代
これもすべてJICAの負担です。なお、赴任中に、JICA関係で飛行機を使用する場合もJICA負担。
田舎に出張に行ったときの小型飛行機。
現地生活費
現地生活費は派遣される国によって金額が異なります。その国の生活環境や物価等に考慮して決められています。
マレーシアは435ドルです(1ドル100円だとしたら、43500円)。主に食費や日用品、水道代、インターネット代などにあててます。
サラワク名物のコロミー。3リンギット(75円)
チキンライス 4リンギット(100円)
こーんな感じで食費が安いので外食ばかりなのですが、この金額で生活が苦しいと感じたことはありません。
近くに近代的なバーがあって、飲み歩くのが好き!タバコも好き!という方ですと少なく感じるかもしれませんね。
遊びに出かけたくても、出かけられないような場所で生活している隊員は、お金の使い道がなく溜まる一方だ!と言ってました。
住居費
住居費も派遣される地域によって細かく上限が決められています。
安い場所に住んだからって残りが自分のものになるわけでもありません。
ベトナムの友人は、ホテルの一室をずっと借りての生活でキッチンもない。そして洗濯機もないので全て手洗いと言っていました。
アフリカ、アジア、南アメリカなど、かなり違いがありますし同じ国でも、住居には格差ありです!!
ちなみに、私が住んでいるコンドミニアムは3LDK。寂しくなるくらい広いです。8階なので、夜景がきれいです。一
ただ、あまり綺麗ではないし、ゴキ○リも良く出ます。家の中にヤモリも住んでます。協力隊隊員であれば、虫は当たり前になると思います。
ゴキ○リ退治ならわたしに任せて!!!笑
医療・傷害時に係る費用
国際協力共済会があるので、二年の間に行った通院費等はすべて個人負担は無しでした。(書類を書いて申請する必要があります)。
私は4回ほど、共済会に申請しました。赴任して2か月の時に高熱(赴任して最初のうちに高熱出す人多い)。子どもの手が目を直撃して病院。皮膚科に二回です。
マレーシアの水と洗剤が肌に合わず、手荒れがひどかったです( ;∀;)
海外での生活は体調も崩しやすく、どんな事故に巻き込まれるかもわからないので、共済会は強い味方です。
ということで、帰国20日前に控えた私のマレーシアの銀行に入っている金額はコレ!!
現地生活費の残りですね・・・・・
現在1リンギ25円なので・・・413,050円
先日、帰国の際の移転料が振り込まれたので、その金額96,500円が含まれた金額です。
この金額も、個人の使い方によって、大きく異なると思います。JICAで認められている私的任国外旅行に使用する方もいるかと思います。
私は、私的任国外旅行にかかる費用は、日本のクレジットカード引き落としをしていたので、その分、日本の銀行から無くなっていると思います。
国内手当
現職参加の隊員で職場から給料を貰っている場合を除き、海外での生活費とは別に、派遣中の二年間(+訓練期間)は毎月口座にお金が振り込まれます。
これを国内手当と呼び、帰国してからの就職するまでの生活費、家賃、就職準備金等に充てることを目的として支給されるものです。
毎月、55,000円。二年間で計1320,000円。
更に、帰国時に一括で帰国初動生活手当(10,000×24カ月)、雇用保険非受給者は帰国社会復帰手当(20000×24か月)の支給があります。
というわけで無職、雇用保険非受給者の場合だと、
計2040,000円 が帰国した際に口座に振り込まれていることになります。
そうなんです、私は帰国後、無職になんですよね。
現職参加の方だとこれらの手当はありません。
ただ会社からいただく給料はそのまま貯金、生活費はJICA負担となるので、現職参加の方はかなりの金額が貯金できるはず!
月20万いただけるとしたらまるごと貯金に回せるので500万ちかくたまることに。
驚愕。
自分で支払ったもの
<国民保険>
国民年金 保険料 二年間分30〜50万(うる覚え・・・・)
国民年金は任意なので迷いました。ですが、国民保険を派遣中に払っていないと活動中に事故にあって障がいを持つことになった場合に、障害基礎年金が支給されなくなるので払うことにしました。
<AIU保険損保>
協力隊の訓練中に、海外保険の説明会があるかと思います。だいたい8万円コース~。
この保険も任意ですが、私は派遣中にパソコン一台が壊れたりスマホ盗難にもあったので10万以上かかっています。この保険は入っていて良かったと思っています!
協力隊はかけがえのない経験を得られる場
私は元々教員なので、退職せずに働いていた方がいただける金額は大きかったと思います。
ですが、協力隊に参加してよかった!と心から思っています。海外で生活させていただいて、学ばせていただいて、更に生活費まで支給だなんて、有り難い限りです。
文化も習慣も言葉も違う環境の中で活動するのは楽ではありません。
正直、いっつも帰りたかったーー。笑
障がいのある子どもが置かれている状況があまりにもひどくて、それを見ていられなくて泣くこともありました。
その反面、マレーシアの方と一緒に同じ方向を見て進めた時には、嬉し泣きです。
日本を客観的に見ることで日本の良さや課題にも気が付きます。
なので、協力隊の参加を迷っている方には思い切って参加することをおすすめします(^^)
私は、隊員生活の二年間の経験が確実に今後の人生に生きてくると信じています。
もう、二度目は経験しなくていいって思ってるけどね!!笑
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