【最新まとめ!】発達障害児・者支援をしたい方~資格と費用~

こんにちはオクユイカです。

この記事は「発達障がいのある方の支援をしたい方」向けの記事です。〜2018年12月22日更新〜

発達障がい児・者支援に関する仕事や資格をまとめてみたので、読んでいただけると嬉しいです(^^)

教育の場で働く

先生として関わる

小学校・特別支援学校には支援に必要なお子さんが必ずいます。

現場で教員として働くためには、教員免許を取得した後に教員採用試験に合格することで晴れて教諭として学校で働くことができます。

ただし、教員採用試験に合格していなくても、県の教育委員会に登録することで

講師”として働くことができます

 

講師とは、期限を付して採用される非正規雇用の教員。

実際多くの先生が”講師”という立場で現場に立っています。

 

仕事内容は教諭と同じです。

待遇は自治体によって異なりますが、教員を目指している方は講師という立場から関わってもいいかもしれませんね。

どちらにせよ、資格があることが必須です。

費用

教員資格を取得するには、短大、4年制大学の免許取得ができる学科に通う必要があります。

大学4年間の総額

・国立で約250万円。

・私立文系で400万円弱。

・私立理系550万円。

やっぱり大学は高い!!と思われる方は通信制大学がおすすめです。

私は通信制大学で、小学校教諭免許1種、特別支援学校教諭1種の資格を取得しました。

通信制大学の費用等は以下の記事を参照にしてください。

 

特別支援教育支援員として関わる

こちらも学校現場での勤務になりますが、資格は不要です。

そのため、資格取得のための費用もゼロということになります。

給与についても自治体によって異なります。

例えば、29年度4月現在、東京都台東区の募集を見ると、

一日6時間勤務で日額6,060円でした。

募集も各自治体で行われますが、常に募集があるわけではないのでこまめにチェックするか、直接自治体にたずねてみる方がよいかもしれません。

 

特別支援教育支援員の仕事内容

以下、文部科学省「特別支援教育支援員を活用するために」の引用です。

① 基本的生活習慣確立のための日常生活上の介助

・自分で食べることが難しい児童生徒の食事の介助をする。また、必要に応じて身支度 の手伝い、食べこぼしの始末をする。

・衣服の着脱の介助を行う。一人でできる部分は見守り、完全にできないところもできるだけ自分の力で行うよう励ます。

・授業場所を離れられない教員の代わりに排泄の介助を行う。排泄を失敗した場合、児 童生徒の気持ちを考慮しながら後始末をする。

② 発達障害の児童生徒に対する学習支援

・教室を飛び出して行く児童生徒に対して、安全確保や居場所の確認を行う。

・読み取りに困難を示す児童生徒に対して黒板の読み上げを行う。

・書くことに困難を示す児童生徒に対してテストの代筆などを行う。

・聞くことに困難を示す児童生徒に対して教員の話を繰り返して聞かせる。

・学用品など自分の持ち物の把握が困難な児童生徒に対して整理場所を教える等の介助 を行う。

③ 学習活動、教室間移動等における介助

・ 車いすの児童生徒が、学習の場所を移動する際に、必要に応じて車いすを押す。

・車いすの乗り降りを介助する。

・教員の指導補助として、制作、調理、自由遊びなどの補助を行う。

④ 児童生徒の健康・安全確保関係

・視覚障害のある児童生徒の場合、体育の授業や図工、家庭科の実技を伴う場面(特にカッ ターナイフや包丁、火などを使う場面)で介助に入り、安全面の確保を行う。

・教師と他の子どもが活動している間、てんかんの発作が頻繁に起こるような児童生徒 を把握する。

・他者への攻撃や自傷などの危険な行動の防止等の安全に配慮する。

⑤ 運動会(体育大会)、学習発表会、修学旅行等の学校行事における介助

・視覚障害のある児童生徒に対し、運動会で長距離走のとき、一本のひもをお互いに持っ て同じペースで走って進行方向を示したり、学習発表会では舞台の袖に待機し、舞台 から落ちないように見守る。

・修学旅行や宿泊訓練の時、慣れていない場所での移動や乗り物への乗降を介助する。

⑥ 周囲の児童生徒の障害理解促進

・支援を必要とする児童生徒に対する、友達としてできる支援や適切な接し方を、担任 と協力しながら周囲の児童生徒に伝える。

・支援を必要とする児童生徒に適切な接し方をしている児童生徒の様子を見かけたら、 その場の状況に応じて賞賛する。

・支援を必要とする児童生徒の得意なことや苦手なこと、理解しにくい行動を取ってし まう理由などを、周囲の児童生徒が理解しやすいように伝える。

資格は必要ないとのことですが、この内容を理解して支援するためには、

基本的な支援・介護に関する知識があるほうがよいですね。

現場で働きながら学ぶというのが一番身になるような気がします!(^^

 

放課後等デイサービスで働く

放課後等デイサービスとは、障害のあるお子さん(小学生・中学生・高校生)が学校の授業後や長期休暇中に通うことのできるデイサービスのこと。

これまでは資格が不要だったのですが、多くの民間業者が参入した結果、サービスの質の低下が課題になっています。

そのため厚生労働省は、2017年1月に事業所における職員配置基準を

「置くべき従業者を児童指導員、保育士又は障害福祉サービス経験者とし、そのうちの半数以上を児童指導員又は保育士としなければならない」

と厳格化する方向性を示しました。

”指導員”であれば2017年4月の現在は資格は必要ありませんが

”児童指導員”になるのであれば以下の経験や学歴が必要です。

・精神保健福祉士や社会福祉士の資格を取得

・大学や大学院で教育で、社会福祉学・心理学・教育学若しくは社会学を学んだ者

・地方厚生局長等指定の児童福祉施設職員養成学校を卒業した者

・児童福祉施設での実務経験がある者(高校を卒業している方は2年以上、それ以外(例えば中卒)は3年以上)

参照:児童指導員及び指導員の資格要件等

 

仕事内容

事業所によって様々です。遊ぶことに重きを置いている事業所もあれば、療育的な内容を中心に行っている事業所もあります。

学校にお迎え

一緒に遊ぶ(療育)

おやつ

宿題をみたり遊んだり

家に送る。

という感じ。さらっと書いてしまうと、遊んでるだけ?と思われてしまいそうですが

一緒に遊ぶにしても、おやつを食べるにしても支援が必要なお子さんなので、傍で寄り添いながら関わります。

かいご畑という求人サイトでは放課後等デイサービス等の求人も載っていたので、まず現場を!というかたは探してみてはどうでしょうか。

心理職として働く

臨床心理士

臨床心理士とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、心理面の問題にアプローチして、それを解決する方向へ導きだす心の専門家です。

当然、発達障がいのある方との関わりもあります。

心理関連の資格は色々ありますが、一番社会的にも認めらている資格だと言えます。

臨床心理士になるには

・指定大学院(1種・2種)を修了し、所定の条件を充足している者

・臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者

・諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後の日本国内における心理臨床経験2年以上を有する者

・医師免許取得者で、取得後、心理臨床経験2年以上を有する者  など

 

費用

国立大学院、私立大学院、通信制等によって値段は変わりますが

大学の費用プラス

国立であれば150万、私立だとしたらその倍ほどかかってしまいます。

金銭的にも期間的にもハードルが高い資格かもしれません。

 

ですが、心理の資格としては社会的にも一番信頼度が高い資格なので、

専門職として働きたい!という方にはおすすめです。

 

大学によって特色や費用も異なります。興味のある方は資料請求をして比べてみると良いかと思います。
複数の通信制大学
カンタン資料請求

臨床発達心理士

臨床心理士と名前が似ていますが、別の資格です。

臨床発達心理士は主に発達心理学がベース。

特に幼児期を中心とした発達障害に関するエキスパート資格です。

教員の方がスキルアップのために取得したり、臨床心理士の方が、臨床発達心理士の資格もプラスでとることが多いようです。

 

臨床発達心理士になるには

臨床心理士のように、必ずしも大学院卒でなければいけないという訳ではありません。

 

申請タイプには【基本タイプ】と【現職者タイプ】にわかれており、例を挙げると

・発達心理学隣接諸科学の大学院修士課程在学生または修了後臨床経験が3年未満(基本タイプ)

・臨床経験を3年以上かつ、所定の大学・大学院を卒業している

・大学などで臨床発達心理士の養成または臨床発達心理学の研究をしている

等々、条件があります。

申請タイプによって、試験内容も変わります。

 

基本タイプ であれば
【一次審査】書類審査、筆記審査、実習・事例報告書審査。
【二次審査】口述審査

それ意外は
【一次審査】書類・事例報告書:申請者の提出書類および事例報告書の審査。
【二次審査】口述:臨床発達心理士としての資質に関する20分程度の口述審査。

 

詳しくは臨床心理士認定運営機構の公式HPの申請条件を参考にしてくださいね。

 

費用

資格を取得するための講習会費等も必要ですが、

どのような申請タイプで資格を取得するかによって、講習を受ける回数も異るので、それに伴い費用も異なります。

共通して言えるのは

認定審査料は、32,400円だということ。

公式HPだけ見るとどの申請タイプなのかわかりにくい部分があるので以下の本を購入することをおすすめします。

 

 

私が持っているのは第2版・・・もう新しいのが出ていますね・・・。

 

知識やスキルを高めたい

特別支援教育士〔S.E.N.S〕

特別支援教育士はLD・ADHDのお子さんのアセスメントおよび、個別の指導計画の立案実施ができる人材です。

学校内で児童生徒や教師をトータルに支援できる心理と教育の専門資格。

これ単体で働けるというのではなく、既に子どもたちと関わって働いている方がスキルアップや仕事の幅を広げるために取得するという感じ。

 

特別支援教育士になるには

①一般社団法人日本LD学会の正会員であること

②LD・ADHD等の関連職種に所定の時間以上従事していること等が条件で、

その上に、

③本協会が主催する養成セミナーを受講して、規定のポイントを修得することが求められます。

受講しただけではなく、受講後の小テストにて基準を満たした方のみポイントが交付されます。

 

費用

【S.E.N.S養成セミナー受講登録料(3年間分)/ 再登録料(3年間分)】

10,000円/10,000円

【特別支援教育士養成セミナー 参加費】

140,000円
(講座  1日(2ポイント):7,000円×15日間)

(指導実習 3日間(6ポイント):40,000円)

【資格認定審査料】

10,000円

【S.E.N.S登録料(5年間分】

20,000円

【S.E.N.Sの会会費(5年間分)】

10,000円

合計:190,000円

 

興味がある方は公式サイトにて詳細をご覧ください。

公式HP:特別支援教育士資格認定協会

 

 

自閉症スペクトラム支援士

こちらも、単体で働くというよりは既に現場で働いている方が支援力をつける・更に学ぶため という意味合いが強い気がします。

自閉症スペクトラム児者への支援の専門家の育成のために発足した資格です。

 

自閉症スペクトラム支援士になるには

日本自閉症スペクトラム学会の会員(個人会員)で、以下ののいずれかを満たしている必要があります。

① 学校(幼・小・中・高・大・専修学校等)の教員

② 公的な児童相談機関の職員(非常勤職員を含む)

③ 保育所や児童福祉施設の職員(保育士、指導員、各種専門職員(非常勤職員を含む)

④ 日本自閉症スペクトラム学会が指定する民間の自閉症指導機関の職員(非常勤職員を含む)

⑤その他、自閉症に関連する医療機関(医師、看護士、理学療法士、言語聴覚士等)やその他の自閉症に関連する職種に従事する者、および従事していた者

⑥学校心理士・臨床心理士・臨床発達心理士等の関連資格を有する者

⑦大学・大学院の学生等で、現在、自閉症スペクトラム支援士(EXPERT)の資格を有するスーパーバイザーの指導の下に自閉症の臨床・研究に携わっている者

⑧その他、認定資格があると学会が認めた者

レベル別に、

自閉症スペクトラム支援士(STANDARD)

自閉症スペクトラム支援士(ADVANCED)

自閉症スペクトラム支援士(EXPERT)

とわかれていますが、この記事では、自閉症スペクトラム支援士(STANDARD)を取得するという前提で書きたいと思います。

こちらも特別支援教育士と同じく、講座を受けて一定のポイント(STANDARDであれば9ポイント)を取得する必要があります。

そして研究大会への参加も必要です。

その後、修了試験をうけ、合格することができれば、資格申請・登録をすることができます。

費用

資格取得には会員になっている必要があるので、会員価格で表示れている講座受講費等を記載しますね。(会員と非会員で費用が異なる)

【学会費】

年間7,000円

【講座受講費(9ポイント分)】

13,500円

【研究大会参加費】

7,000円

【修了試験受講料】

5,000円

【申請費用】

40,000円

(申請料: 10,000円)
(登録料: 30.000円)

合計:72,500円

その他の民間資格について

「発達障害」という言葉を耳にする・目にする機会がほぼ毎日と言っていいほどあります。(仕事柄もありますが)。

それに伴って、民間資格も増えてきました。

インターネットで”発達障害 資格” と検索すると上位にあがってくるのが

「発達障害学習支援サポーター」や「発達障害コミュニケーション指導者認定資格」「早期発達支援士」

等・・・・。

どれも学習するには万単位の費用が必要になってきますので、よく内容を吟味することが大切だと思います。

 

まとめ

支援が必要なお子さんに関わる仕事って、学校、地域、療育現場、医療等 様々。

興味がある方は、まず現場を見てみると良いかもしれませんね(^^)

かいご畑という求人サイトでは放課後等デイサービス等の求人も載っていたので、まず現場を!というかたは探してみることをおすすめします。

私自身、「色々な現場を見なければ本当のことはわからない!30歳までは経験を積む」と20歳の時に決めて、

実際に放課後等デイサービス支援員、特別支援学校教諭、重度の障がいのある方の入所施設、青年海外協力隊での障がい児支援・・・

それぞれの場所で実際に働きながら学びました。

知識だけを詰め込んでも活用できなければ役に立たないし、逆に経験だけで進んでも間違った支援をしてしまうことになります。

すごく気をつけなければいけない部分。

私も経験と知識のバランスを大切に、よりよい支援ができるようになりたいなと思っています。

あと、発達障がいのお子さんの支援に携わるのであれば、TEACCH(ティーチ)プログラムと応用行動分析については必ず学んだほうがよいです!!

日々、精進ですね。

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私自身も自信がない時にやってみて、自信をもらえました。自分の長所って意外と見えてなかったりするので・・・(^^;)

興味あるかたはやってみてくださいね♪

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以上、オクユイカ(@Saba0m)でした!

【支援に役立つお勧め本】

応用行動分析(ABA)を活用したコミュニケーション方法が書かれていてわかりやすいです。

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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