こんにちは。オクユイカです。(@Saba0m)
LGBTという言葉。ご存じでしょうか??
今は、LGBTSとかLGBTQとか言われたりと、ややこしい言葉ばっかり増えてややこしいのこの記事で整理したいと思います。
LGBTSについて。
目次
LGBTsとは一体なんのこと??
そもそも「LGBT」という単語はアメリカでセクシュアルマイノリティの権利を主張するための運動の時のスローガンとして誕生した言葉と言われています。
L=Lesbian (レズビアン)
自分は女であるという自覚を持ちつつも、女性が好きということ。
レズビアンという言葉の由来は、ギリシャのレスボス島からきているそう!
ラスボスみたいな名前だけど、名前の割に、素敵な島のようですね。
【レズビアンの島】 レズビアン由来の美しすぎる島 Lesbos
G=Gay (ゲイ)
レズビアンの逆。
自分は男性であるという自覚を持ちつつも、男性が好きということ。
ゲイ(英: gay)は、同性愛の人々、日本では特に男性同性愛者を指す場合が多い言葉である。
原義は「お気楽」「しあわせ」「明るく楽しく」「いい気分」「目立ちたい」といった感情を表すものでもある。 ウィキペディア引用
ウィキペディアによると、「気ままであり制約に縛られない」という状態の指し示す範囲が、性生活の在り方にまで広げられたにすぎないとのことです。
B=Bisexual(バイセクシュアル)
両性愛者。男性も女性も好きになれる人。
そういえば、ノンケの友人が
「バイって、両方好きになれるんでしょ?!?最強じゃん!!!いっつもウハウハできるじゃん!!」
って、叫んでいました。・・・そうなの?笑
T=Transgender(トランスジェンダー)
トランスジェンダーとは「身体の性と心の性が一致していない人たちのこと」
先日、トランスジェンダーの方が私に
「僕らは、歩くカミングアウトだ」と言っていました。
確かに、言わなくても、気づく人は気づくかも。
性同一性障害とトランスジェンダーはどのようにちがうのかと言うと、性同一性障害は医学用語。
トランスジェンダーでも、
<手術で心の性と身体の性を一致させた>KABA.ちゃん、はるな愛さん、佐藤カヨさん等
<心の性と見た目(服装や髪型)が一致、身体はそのまま>マツコデラックスさん、IKKOさん
<見た目(服装や髪型)は男性、けど心は女性>クリス松村さん、おぐねーなど。
・・・・・・
もうだめだ・・・・・頭の中ごちゃごちゃしてきた・・・・・
S=複数形のS
Sは、複数形を表しています。
LGBTだけでは一括りにできないから、多様性を表して「S」ってつけたんですね!!!
でも、まさにそうなんです。
たとえば、女性であっても、サバサバしている人、ボーイッシュな人、すごーくぶりっ子しちゃうような人様々ですよね。
たとえ男性であっても、草食系男子、肉食系男子・・・中性男子などなど・・・・
別にLGBTだけではなくって、セクシュアルって多様なものだと思います。
ちなみにLGBTQって使う時の「Q」はQuestioning(自分の性についてハテナ) もしくは Queer(クィア)と読みます。
例えば、他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かない無性愛者も、Qになります。
LGBTは性的少数者の総称。
LGBTと聞くと「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」のこと。
と思われているかも多いかもしれませんが、そもそも、LGBTはそもそも「性的少数者の総称」のこと。
詳しくはこちらをどうそ!
私たちが活動しているLGBTサポートチームココカラ!も最初は「LGBTs」とつけていましたが、LGBTが性的少数者を表す言葉として使うことを考えるとわざわざ「s」をつけるのって変だよねって話になり「LGBT」に戻しました。
他にもパンセクシュアル(全性愛)、Aセクシュアル、エックスジェンダー等々。
セクシュアリティはひとり一人違って、今の性別二元論の社会の中で大多数に入らない方を「セクシュアルマイノリティ」と呼んでいるわけです。
性別二元論とは
ここからは、私の妄想劇場です。
むかーーしむかし、大昔のこと。
どこからかやってきた偉い人、ダニエルさん(仮)が、突然こう言いました。
「いそいでねー」
「はやくねーーー僕忙しいからねーーー、あと3秒ねーーーーーー」
「3、2、1」
「赤い線から右が女で、左が男だからねーーーー!」
が、しかし・・・・
こんな人もいました。
さらに良く見てみると・・・
赤い線の周りに”どっちか選べなくて混乱している人” ”一応、女性側に入った人” ”男性側にいるけど違和感を感じている人”
男性と区切られている中でも、ジャイアンのように俺様だ!といような男気の強い人もいれば、ほんわかした男性だっている。
ざっくばらんに、「男性」「女性」の二つに分けることって、案外難しかったのです・・・・・
(妄想劇場おわり)
このロープのように、男性・女性とわけることを、性別二元論といいます。
今の世の中は、性別二元論のもと、結婚という制度があったり、子育てをするのは女性だ!長男は家を守るべき!とか、考えられています。
だから、合わない人がでてきて当然!!
身長だって、体重だって、能力だって、好きな食べ物だって、人それぞれ違うのに、セクシュアリティだけ二つだけ!って考えるのはやっぱり変です。
アメリカのFacebookでは58種類の中から性別を選択できる!?
米国では「シスジェンダー」や「トランスジェンダー」「インターセックス」など58種類の性別から選択することができるうえ、どれにも当てはまらないと感じたユーザーのために「空欄」を用意しました。
その後、英国でも同じ機能を公開しましたが、選択肢は70種類あるそうです。ちなみに日本語版では、いまだに「女性」と「男性」の2つしかありません。
私も今見てみたところ2016年9月現在は、男女だけですね。ですが、恋愛対象は「男か女」か選択できました。
それにしても、58種類・・・・・・
それにもあてはまらない場合のために「空欄」って・・・
性は分けることができない複雑なもの
結局、性って線引きなんてできないんです。
線を引けば引くほど、わけわからない言葉がこれからもどんどん増えていき、余計にセクシュアリティに関する誤解が生まれるだけだと思います。
だって、一人一人のセクシュアリティは違うのだから。
おわりに。言葉ばかり増えても相手に伝わらなければ意味がない
そして、一つ気になるのが、
おじいちゃんとかおばーちゃん、子どもたちにもわかる言葉を使うことが、理解し合うために必要じゃないかということ。
性別の多様性を主張するために、年代の多様性などを考えないで分からない言葉をどんどん増やして進めていくのはどうなのかなと思う今日この頃です。
アライ(理解者)とかね。
これを知っているのは当事者くらいなのではないかなって思います。
以上!オクユイカ(@Saba0m)でした!
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