幸せを感じ続けること。そのために過去を忘れないこと。

こんにちは。オクユイカ(@Saba0m)です。

来週、恋人のミカンちゃんが大分に旅行にくるーー♪ それで実家にも泊まるの。

恋人と母は既に会っていて、一緒にユニバーサルスタジオにいったり、私の知らないところでラインしたりしているような中になっていて

今日も、土曜日会うのにどんな服着よう?!って1人ファッションショーをしていたら

 

「土曜日に着てく服えらんでるの??それ、変だよ

ってちゃんとツッコんでくれたりね。

 

そんなことが次第に当たり前になってきている時にインスタの過去の投稿を見つけた。

2016年6月21日って書いてあったから1年以上も前。

インスタなのに、長文ですみませんみたいな断りを一言入れたあとに、ある文が書いてあった。

「今後を一緒に考えていきたい人がいるから、帰国後母に紹介してもいいかな?」

っていう、そんな初めてのやりとりを母とした。

母とは10年間、セクマイのことを話すと言い合いばかりで、ここ数年でやっとお互いがお互いを認め合えてきた感じ。

今はもう反対してないし好きなようにしたらいいよ。っていう返事で・・・。

お互い分かり合えなくて辛かった時期があったから、会ってもらえるのが本当にすごいことで。

母にもありがとう!ってすごく思う。

 

その反面、「反対してない」っていう言葉が胸に痛んだのも本当で。

誰かに反対とか賛成とか言われても、私はここに存在するわけで。

セクマイって治したくても治せない。好きなもんは好き。

ちょっとだけそのままの存在を否定される過去の悲しさを思い出した。笑

それが他人から言われたことだったら気にしないんだけど!笑

 

でも、その経験はそのまま仕事にも通じてて

障がいがある子ども…っていう表現を仕事上使わざるを得ないけど、ただただマイノリティーなだけなのになぁーって。

すっごい素敵なものいっぱいもっててこっちが学ばせられる。(支援は必要だけど)

 

そのままの彼らを否定するような自分の態度になってないかな?って時々振り返ったり

子どもたちが出ていく社会がそのままの存在を否定するような場所になってないかな?

とか考えたら、やっぱり微力だけど自分にできることって沢山あると思う。

 

そうやって、自分のやりたいことにも繋がっていくんだから

そのままの存在を否定された経験をせっかくだからこれからも思いっきりプラスに変えていきたいなって思う(^^)

気持ちを書き留めておきたくてこんなこと書きましたが・・・

大好きな家族と大好きな人が同じ空間で笑いあえるようになれたら

っていう私のワガママに向き合ってくれる母には、ゴメンネとありがとうでいっぱい!!

 

・・・・インスタなのにほんと長すぎる。

そして、この投稿にアップしていた写真がこれです。

”まだマレーシアに居た時だったので、日本食が恋しくなったけど、

「さんま豆腐をから揚げにするには当セット」

「オヒョウにたまご豆腐当セット」

という信憑性のない名前だったので、食べるのをやめた。”

とのこと。(どうでもいい)

 

この時は、母と恋人がラフな感じで話している姿なんて想像もついてない時だったんだろうなぁ・・。

そんなことをインスタによって思い出されたのだけど、

そう考えたら

今って、最高に幸せなわけです。

 

母が職場の社員旅行で東京にいってきたのだけれど、お土産を買ってきてくれたんだよね。

”あなたと恋人にひとつずつ”って。

チョイスがしぶい(笑)

だけど、嬉しいですね、やっぱり。

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そのままの自分でいられる幸せを感じつづけたい

数年前、お付き合いしていた元恋人さんの前で

「わたしは、L(レズビアン)でよかったと思う!」って言ったことがある。

そうしたら、その方は

「おくちゃんはそう思えてすごいなぁ。私はそうは思えない」って言った。

 

私も本心で言ったのではなくて、そう思い込みたかったのと、自分を良くみせたかっただけだったのではないかなって思う。

 

今はどうだろう?と振り返ってみれば、「Lでよかったなぁ」と、心からそう思えている自分がここにいることに気がつく。

Lで良かった。というよりも、

「そのままの自分でいられる”今”があってよかった」という気持ち。

 

勝手に「本当のことを知られたら嫌われる」

勝手に「バレたら気持ちわるがられる」

勝手に「これは絶対に隠さないといけないこと」

そうやって思って、前はLの友だち以外に対しては自分でせっせと壁を作ってた。

 

自分を守るためにせっせと壁だったり、相手に不快感を与えないための壁を作ったり。

 

 

そんな作業をすることがなくなって、すごーーーーく気が楽になった!

 

セクシュアルマイノリティだったことで

「好きな人と想いあえたり周りに認めてもらえる幸せ」

を、もしかしたら他の人の10倍くらい感じてるかも。

 

家庭環境があんまりよくなかったことで

「恋人と家庭を築いていこうとする今の幸せ」

を、もしかしたら他の人の15倍くらい感じられているかも。

 

摂食障害になったことで

「ご飯を大切な人たちと”おいしい”って思いながら食べられる幸せ」

を、もしかしたら他の人の20倍くらい感じてるかも。

 

 

「無い」「足りない」「望んでないのに当たり前から外れた」状態を知ってる人は、

その状況が少し良くなるだけで感動したり幸せを感じれたりするんだから最強なんだとおもいます。

マイナスと思える出来事が、今感じる幸せをより際立たせてくれてるわけで・・・。

そんな幸せをずーっと感じていきたいって思うの。

 

つまり

 

全部のできごとにありがとう!!!

過去にとらわれるのは時間の無駄だと思っているけど、過去を大切にしたいなぁって。

 

そして、これから先に起こる楽しい出来事や悲しい出来事、困るような出来事も、全てで存在するのではなくて、になって繋がっていくわけで

 

その線の一番先っぽで、「幸せだなぁ」って思ってニンマリしている自分でありたいと思いました。

おしまい。

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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