田舎暮らし希望者が急増!その理由と新たな動き【移住希望者の方へ】

こんにちは。オクユイカです。

田舎暮らしについてどう思いますか?

鉄腕ダッシュであったり、人生の楽園という番組だったりと、自然の中で田舎暮らしを楽しんでいる姿をみて

「老後はこんなところに・・・」と思う方も多いのではないかと思います。

私は10代のころから田舎暮らしに憧れています。でもそれが中々実践できなかった大きな理由の一つに「仕事」でした。

 

最近自分のライフスタイルも見直したいという思いが強くなり、田舎に住むということを現実させる予定なんだけれど・・・

そんな時、ちょうどテレビで”田舎暮らしが人気”だという内容の特集があったので、まとめてみたいと思います(^^)

移住したい方、田舎暮らししたい方の参考になれば嬉しいです。

田舎暮らし希望者が急増の理由

認定NPO法人ふるさと回帰支援センター調べによると、田舎暮らしの相談や問い合わせ件数は、2016年は26426件!

近年は30代~40代の移住者が多く、その理由として

1、働き方や子育てに不安

2、支援制度の充実

が人気となっている理由として考えられるとのこと。

 

人気の移住先としては、1位山梨、2位長野、3位静岡、4位広島、5位福岡。

利便性の高い地方都市が人気です・・・。

だけどね、私の住む大分も奮闘していて7位ですよ(嬉)

 

さて、移住相談者が急増している理由として考えられる 支援制度の充実 についてですが、私も実際に相談した身として、

え?こんなにしてもらえるの?!?と驚いたことがあります。

一部を書き出してみたいと思います。

移住希望者必見!!驚きの支援制度

宮城県の七ケ宿町

自治体も、人口減少に悩まされているため支援に力をいれているわけです。

例えば、私が過去に住んでいた宮城県。

宮城県の七ケ宿町(しちかしゅくまち)では

新築一戸建てに20年住めばマイホームとしてもらえる

という支援制度が!!

40歳未満に限られますが、好きな間取りで設計できるんです。※20年間は家賃を払う必要あり。

 

鹿児島県 三島村

三島村は屋久島の北に海に浮かぶ島。

画像引用:三島村公式HP

島となると移住のハードルが一気に高くなってしまいますが、三島村では、移住者に

メスの子牛を支給してくれるんです。

なぜ牛なのかというと、主要な産業が畜産だから。

支給された子牛を半年間大事に育てれば、大きくなり子牛を産みます。その子牛を売れば、市場価格約70万が手に入ります。

それが利益になりますよ~という支援制度。

主要である畜産業を守るための策でもあるということですね。

 

大分県豊後高田市

画像引用:豊後高田市公式HP

「田舎暮らしの本」編集長である柳 順一さんが選んだ、支援が特に充実している町として選ばれていたのが、大分県豊後高田市!

私も移住先の候補として直接豊後高田市の役場に相談にも行きました。

ここは移住前後の助成が144もあり非常に充実しています。

・引っ越し費用負担(10万円まで)

・家も仕事も探してくれる

・独身者向けのパーティーも開催

・お母様の支援として、500円で家事をサポート!

・学習塾無料(英語・そろばん・国語)

家を探してくれる自治体は多いですが、仕事も探してくれるのは嬉しいですね。豊後高田市は子育て支援に力をいれている市でもあります。

自分に子どもがいたら・・・豊後高田市を選んでいたかもしれません。

 

田舎暮らしの注意点

スポンサードリンク




移住プランナーによると「都会」とは違うという覚悟は必要で、「移住」して挫折する人も多いとのこと。

私が田舎暮らしの場所を探すときに実際に言われたのが以下の言葉。

・場所によってはクセの強い人・難しい人が多い。

・自分に合う場所とそうでない場所があるから時間をかけてじっくり見極めた方が良い

・田舎は地域の行事やみんなで協力して行っている仕事も多いので付き合いが増える

 

自分に合う移住先を見つける手段の一つとして、体験制度がおすすめ!!

 

民泊体験(Airbnbではなく)でも良いのですが1日や2日泊まったくらいでは何もわかりません。

移住体験制度を使えば、古民家を数週間~1か月単位で借りてそこで実際に生活してみることができます。

 

その地域の一番悪い時期に行くことがポイントだそうですよ!(東北では雪が積もる時期とか)

 

田舎暮らしに新たな動き

高齢経営者の「廃業」を回避するために、移住者を後継者候補に

跡継ぎがいなくて困っている高齢後継者と、移住者を人材バンクを通して後継者として繋ぐ動きが出てきています。

既に23府県に設置されているとのこと。

高齢経営者にとっては廃業を回避するというメリットがあり

後継者となった移住者はゼロから起業するよりもリスクが少なくなるというメリットがあります。

ゼロからの起業に比べると、経営の自由度は低くなる可能性はあるので、

現経営者と経営方針や自分がやっていきたいことのすり合わせが必要になってきそうですね。

 

年収400万円の田舎暮らし公務員v.s.年収600万円の一部上場会社勤務で東京暮らし

2ちゃんに”年収400万円の田舎暮らし公務員v.s.年収600万円の一部上場会社勤務で東京暮らし”のスレッドが立っていました(笑)

スレッドを立てた方は田舎も都会も両方経験したという方の最初の投稿がこちら。

圧倒的に田舎暮らし公務員最強
その圧倒的な理由がこちら

1 家賃が安く駐車場も安い。ましてや年収400万円ながらに3000万円のローンが余裕で組める。3000万円あれば都内だと8000万円レベルの家が建てられる。
高い家賃払ってウサギ小屋みたいなところに住んでいる都内人が不憫でならない。家も車も余裕で持てるので、とても豊かな暮らしができる。

2 田舎の男達は就職で都会に行っており女が多く男が少ないため、容姿も高く性格もいい子を選び放題。しかも田舎の子はすれてない。

3 少し車で行けば海も山もある。自然もたくさん。都会はたまに行くくらいでいい。

4 田舎で公務員というステータスは医者並に高い。今や一部上場企業でさえ倒産していく時代。公務員はよっぽどのことをやらかさない限り無敵

5 公務員は病気になっても保障が手厚い。

6 通勤時間が短い。田舎ならエアコンの効いた快適な車でドアトゥードアで20分もいけば勤務地に着く
しかも勤務地の駐車場は無料

都内だと電車に乗ったり暑い中、道を歩いたり
都内人が不憫でならない

引用:2ちゃんねる 年収400万円の田舎暮らし公務員v.s.年収600万円の一部上場会社勤務で東京暮らし

家賃が安く駐車場も安いのは本当ですね・・。

駐車場は無料でついていたりするし、駅前の駐車場は月極で2000円とかってのもあります。

で、都会って自転車止めるのにも有料なんですよね。最初に知った時にはびっくりした( ˘•ω•˘ )

車を購入すると維持費もかかるんだけど、公務員の給料があれば気にするほどでもないかもしれません。

”勤務地の駐車場は無料”って書いてあるけど無料なのが当たり前だと思っていましたが、

大都会はそうじゃないの?!驚

”都内だと電車に乗ったり暑い中、道を歩いたり 都内人が不憫でならない”

私も大阪に住んでいる時に満員電車を経験しました。

嫌われる満員電車が意外と楽しかったので(?)そのことを記事に書いたんだけれど、あれが何年も続くときついかもしれません。

 

あと、気が付いたのは都会に住むと体力がつくということ!

どこかにお出かけする時も電車の乗り換え等で歩く距離が長いのですぐに疲れます。

関西人の恋人と心斎橋や難波などにお出かけをすると、「疲れた…」「もう歩けない…」ってなるの・・。

大分だとマイカーで目的地まで車を運転するだけなので楽!!♪

こんな、考えさせられるスレッドに対して、他の方の反応は・・・

「ほんとの美人はみんな都会に集まる。

のどかな暮らしもいいけどね、なんかこじんまりした人生で終わってしまいそう」

「この前博多行った時は美人多かったな。 だが東京にも美人はたくさんいる。

東京の良いところは、美人とかブスとか男とか女とか関係なしに、いろんな人がたくさんいるところだと思う。」

「人生に広がりがある時は都会志向、収束に向かい始めると田舎に魅かれる」

「圧倒的最強は都内で実家住まいだろ」

って感じでした。

・・・どう思いますか?笑

人それぞれなんだろうけど、私はやっぱり田舎がすき。

 

田舎暮らしをしたい時は自治体へ相談を

田舎暮らし・移住先を探している時は、県庁や市役所等に相談に行くとよいです。

空き家バンクを紹介してくれたり、移住に関する情報やパンフレットをもらえます。

 

私も実際に行きました。まさかの「1対3」。3名の役所の方(うち1名が移住プランナー)がとても親身に相談にのってくれました。

勝手に「役場=淡々と仕事をこなす冷たい場所」って思い込んでたこともあり、その温かさが体にしみました。笑

 

田舎暮らしに関する本

有名な本しかしらないのですが、その本について。

田舎暮らし関連の雑誌はこの二冊!!

雑誌の良いところは最新情報が得られること。

各自治体の取り組みや、田舎暮らしを実践されている方のインタビューや生活の様子を知ることができます。

一冊目が、住みたい田舎ランキングを毎年調査している宝島社の「田舎暮らしの本。」

田舎の一軒家情報なんかも掲載されてます(^^)

それと、TURNS という雑誌。

雑誌でもよいのですがこちらは

移住・田舎暮らし情報サイト「ターンズ」というサイトも情報満載です。

求人情報までみれちゃう!!(地域おこし協力隊が多いが)

田舎暮らしの考えが学べる本

田舎暮らしに憧れている方に一度読んでもらいたいのが「半農半X」という本

私もたまたま手に取って「半農半X」って何?と思いながら読みましたが、読み始めたら「こんな生活がしたかったんだ!!」と心がメラメラと熱くなりました。

「半農半X」とは、農的暮らしを実践しつつ大好きなことを追求すること。

半xの「x(エックス)」というのは自分の得意分野や好きなこと。人それぞれ違うので「x」を使っています。

(私の場合は、半農半福祉 みたいになります。)

田舎暮らしを選ぶときに、”田舎暮らしをしちゃったら、今の仕事から離れないといけなくなるかもなぁ・・」と思っていましたが、そんなのは自分次第だってハッとさせられちゃった。

オクユイカの考え

とても個人的な考えになりますが、都会の方が流れる時間のスピードも速いし情報量も多い。それに色々な人がいるので刺激になります。

都会や知らない町に住んでみるという経験で得たものが多いので、県外に出てよかったなぁと思います。

でも、大事なのは県外で学んだことを地方で活かすことで地方が盛り上がるのではないかなって!!笑

地方推しの私の勝手な考えは

地方が最新!!だということ。本当にそう思っています(笑)

そうじゃなかったら、そうしていけたら面白いなって♪

そんな訳で・・・

大分に移住しませんか?笑

地方への移住や地域おこし協力隊等を検討している方は、地方創生プロジェクトのサイト(暮らしのこれからを変える
地域おこし協力隊員募集中

に登録しておくと、最新情報を得られるのでおすすめです。

おしまい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




記事がよかったらシェア!

コメントを残す