【イッテQでイモトも登った!】東南アジア最高峰キナバル山に登ったよ。

東南アジア最高峰の山、キナバル山。

過去にイッテQという番組の

”女芸人が挑む東南アジア最高峰キナバル登頂プロジェクト!”

で、イモトアヤコさんはじめ、森三中の大島美幸さん・黒沢かずこさん・いとうあさこさん・川村エミコさんという5人がチャレンジした山。

登山が嫌いな私も、昨年5月に登山に挑戦しました!

その時の記録です。

キナバル山とは?

キナバルとはマレーシアにある標高4,095mの山です。

日本の富士山が、3776mなので、富士山よりも高く、東南アジア最高峰と呼ばれている山。

世界遺産に登録されているキナバル国立公園の中にあります。

登山が嫌いな私なのですが・・・九州一の宮之浦岳、日本一の富士山にもなぜか登ったことがあり、

今回も

「登りたくないけど、修行だと思っていかなきゃいけない気がして・・・」

「や、やっぱ、やめようかな・・・・いや、うーーーん・・行きたくないけど行きます(泣)!」

と、登りたくない気持ち90%で登山好きな協力隊員についていった感じ。

”そこに山があるからだ”

まさにそれ。ああああ・・・・。

それに登山って一人でしかしたことがなかったので(本当は危険)、人に合わせて登るっていうのが心配すぎて前日まで一人で

うわぁぁああああ!どうしよぉぉぉぉぉ!!!登りたくなぁあああい!!と悩んでました(笑)

 

一日目(登山口~レストハウスまで)

登録

一緒に登るのは、私と、協力隊の仲間2名、その友人のベルギー人2名、初対面のイギリス人の6名。

それに現地ガイドが2名つきました。

キナバル山は、ガイドがないと登れない山です。単独はダメ。なので、人数をあわせてガイド付きでのぼります。

朝、コタキナバルの市内にバスが迎えに来て、登山口へ。約2時間でキナバル公園に到着。

登山の登録を出して、ガイドと合流です!有料ではありますが不要な荷物はここで預けることができます。

できる限り軽くすることをおすすめします。先は長いので・・・。

山は紫外線が強いので、日焼け止めをたっぷり塗りましょう!

登録が終了したら再度バスに乗り、登山の出発点であるティポホンゲート(1890m)へGO!!!

登山開始

登山開始は午前9時半ごろ。

山の奥にリスはもっとたくさんいたのに、登山口にいたリスに舞い上がった私たちはリスの写真を撮りまくってました。

「・・こんなとこで時間使ってたら先にすすめないね」と気が付き、先に進むことに。

最初の方の登山道は、整備されているので登りやすい階段が続きます。

 

宮之浦岳や富士山と比べて、いいなぁと思ったのは

ちょっと疲れてきたなぁ・・というところにある休憩所!

約1km感覚で休憩所があります。そして、ごみ箱まで。日本だと、各自お持ち帰りください なので驚きました。

 

途中、ガイドさんに渡されたサンドイッチランチを頂いて、登山が続きます。

リスもわかっているので、サンドイッチのおこぼれを狙って集まっています。

登るにつれて、気温が下がってくる。でも運動しているから汗をかくんですよね、それが冷えた時が寒い!!

 

ベルギー人の友人と、イギリス人の女性の方は私達日本人に比べてとても薄着でした(゜-゜)

みんなと登るのを心配していたんですけど、全然大丈夫でした!

話しながら笑いながら、楽しかった。

一人の隊員が、私のセクシュアルマイノリティについて質問してくれて

「前、新聞で見たよ!って言いたかったんだけど言えなくて・・・」と言いづらそうに話してくれたことが嬉しくて!

お互いの恋愛話で盛り上がりながら登りました(^^)/

途中、こんな急所もありますが、休みたい・・・と思ったところに丁度出現する休憩所のおかげで乗り切ることができました。

ここらへんまで登ると、半袖だったイギリス人の女の子も長袖です。下は半ズボンのままですが(笑)

夕方4時ごろまで約6時間半をあるき、山小屋に到着!

山小屋(ラバンラタ・レストハウス)

3272mに位置するラバンラタ・レストハウスがお宿です。

キナバル山は登山の人数制限があります。山小屋の予約を早めに抑えておいた方がよいでしょう。私たちも日程の候補をいくつか出しておいて、空いている時に予約を完了しました。

 

この山小屋、クオリティが高い!!!笑 おしゃれです。

レストラン、売店などの設備があるし、暖かいし・・・・

共同シャワー(温水)、トイレ、一人一台のベットには毛布つき。部屋があったかいので毛布一枚でも私は大丈夫でした。

夜ご飯がビュッフェ!!

マレーシア料理が並んでいました。あったかいコーヒーやお茶も飲み放題・・・・。充電もできます!!

世界から登山のために集まった方で山小屋内は賑わっていました。

 

キナバル山に登っていると、ポーターという人にすれ違います。

背中に大きな板だったり、食料だったりゴミだったり・・・・。

登山をする人のために物を運ぶ仕事をされている現地の方たちです。

信じられないスピードで山を上り下りしています。

山小屋を作るための材料も、このポーターさんたちが何度も木をかついで往復して作られたもの。

山小屋の中にはその時の写真も飾られていました。

すっごく過酷な仕事!!(;_;)感謝!!!

後ろに見えるのが、山小屋。

夕方に食事を終えてシャワーをした後は就寝です。午後7時くらいにはベッドに入りました。

二日目

夜中の1時半には起床。トーストやコーヒーなどをいただきました。

その後、出発!!

あたりは真っ暗なのでヘッドライトが必須です。

一日目より二日目の方がきつく感じました。

真っ暗なので先が見えないからねぇ・・いつまで続くんだ??という感じでした。

途中からは階段はなくなり、岩をのぼります。

ロープを使って登る場所が増えるので軍手必須!!!

ここらへん、写真を撮る余裕は全くなかった。(笑)

寒くてねぇ。。。。だけどガイドさんに最初にカメラを渡しておくと撮ってくれます!!

友だちがカメラをあずけていたので、キナバル山の植物の写真なども気を利かせてとってくれていました。

ガイドさんがねぇ、本当にいい人達でした。二人のガイドさんが先頭と後方についてくれているので一人になることはありませんでした!

これは降りる時の写真なのだけど、こんな一枚岩が、キナバル山の特徴!!

そして頂上へ。

頂上から下をみると・・・こんな感じ。

怖い・・・。

 

みんな眠そうな顔をしていますが、やっぱり頂上は気分が良かったです!

私は、初めて人と登山できたことの方が嬉しかったです←

 

影富士ではなく影キナバル??

 

頂上を満喫した後は下山。

登る時には見えなかった景色が見えて、綺麗でした。

気持ち的に余裕があったので、ポーズ取り合って写真撮影(笑)

この場所は、キナバル山といえば!の写真ですね

帰りはまた、山道を歩きます。だけど下りは早いですね!

行くときは時々みんなから遅れることもあった私ですが(体力不足)、帰りはホイホイ先頭を突っ走ってました(*´Д`)

登山道を歩くのとは別にクライミングコースもあるようです。

絶対登山よりきついと思いますが、ロッククライミングが好きな方は試してみてもよいかも?!?

 

 

再び、登山口へ・・・

下山後は、ランチをいただき、登山証明書も!!

この名前入りの証明書にはキナバル山の植物(ラフレシア)などが描かれていて、かわいいんです。

写真がないけど(゜-゜)

そんな感じで、1泊2日のキナバル山登山が終了。

すごい楽しかったです。これは一人じゃなかったからだと思います。

ずっと、登りながら

人と登るのって楽しいんだなぁ~このメンバーだからかなぁ~と浮かれてました。

だけど東南アジア最高峰も登ったことだし、もう私の人生で登山をすることは一生ないと思います。

いい思い出をみんなと作れて嬉しかった!!(^^)

 

キナバル山登山情報

日本にある会社がツアーをしている場合もありますが、航空機代込みの3泊5日で、約12万円~20万(ユーツアー

初めての海外旅行で、一人での手続きは心配と言う方は、ツアーで申し込んだ方がよいと思います。

もし、安く抑えていたいという方は、エアアジアなどの格安航空チケットを自分で購入、現地のツアーに自分で問い合わせてみるのが良いかと思います。

現地の旅行会社で日本語対応可なのがボルネオトレイル

おすすめです!!!実は、コタキナバルで協力隊活動をされていた先輩隊員が、なんと、帰国後に再度コタキナバルに来て、ここに就職しちゃいました。それくらいコタキナバルは素敵な場所(^^)

日程表や持ち物などもサイトに載っていたので興味がある方はのぞいてみてくださいね。

日程表や持ち物など

実は協力隊としてマレーシアに派遣される一年前にたまたま、旅行したのがコタキナバル。

綺麗な夕陽や、市内から少し船に乗った場所にある海はきれいです!

シュノーケリングをしてウミガメと一緒に泳ぎました(^^)(運がよかった)

オオトカゲも。触ったら尻尾でぶたれるので注意です。私は触って現地の人に危ないよ!と言われました。

海鮮もおいしい(^^)/

東南アジアのイメージってちょっと悪いのではないかな?と思いますが、

私が行った東南アジア(インドネシア、ベトナム、タイ、カンボジア、マレーシア)の中ではマレーシアのコタキナバルが一番好き。

余裕の日程で、キナバル山登山+コタキナバルを楽しんでみるのもよいかも♪

 

以上、キナバル山登山記でした!!!

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このブログの運営者
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 おくゆいか 

介護福祉士、NPO法人スタッフ、特別支援学校教員、青年海外協力隊を経て今に至ります。好きなように生きてるアラサーレズビアン。福祉の枠を超えた福祉を作るため勉強中。写真を普通に撮るのが恥ずかしいので、だいたい変顔しています。

<詳しい自己紹介はこちら>

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おく ゆいか。
介護福祉士→発達障害関係のNPO法人→特別支援学校教諭→退職して青年海外協力隊etc...
”みんな違ってみんないい” を実現する社会をつくるために、NPO法人TetoCompanyを設立し
大分県竹田市にて地域の交流拠点や福祉事業を運営。
小心者でおっちょこちょい。
LGBTサポートチームココカラ!共同代表。LGBT当事者として大分県内で講演活動等もしてます




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