LGBT

”トランスジェンダーが作ったお米「おか米」 地方からLGBTに理解を” にモヤモヤする。。

2017/02/07

1月2日のyahooニュースで

”トランスジェンダーが作ったお米「おか米」 地方からLGBTに理解を”というニュースを見た。

内容は以下のような感じ。

「おか米」が存在する。

LGBTの「T」、トランスジェンダー、身体は男性に生まれながら心(性自認)は女性、または身体が女性に生まれながら心は男性、というセクシャルマイノリティが作ったお米。

そう、俗に言う「おかま」や「おなべ」が作るお米だから、「おか米」。

ウェブサイトには「おか米ガール」という美しいキャンペーンガール(MTF)が、「おか米」を手に、にっこりと微笑んでいる。

この「おか米」を作ったのは株式会社G-pit net works代表、井上健斗さん。彼自身もFTM(元女性の男性)で、性同一性障害の人々のトータルサポート事業を行っている。

引用:トランスジェンダーが作ったお米「おか米」 地方からLGBTに理解を

※FTM(Female to Male 女性から男性へ の略称)、MTF(Male To Female 男性から女性へ の略称) 心の性別と身体の性別が一致していない状態。

 

カミングアウト不要で、自分らしく働ける場所を作ること。

そして、地方と都会をつなぐ何かをしたい気持ち。それらがつながったプロジェクトが「おか米」だったという。

茨城県笠間市の田んぼでFTM男性2名の米作りからスタート。

こだわりの品種「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」を使用し、丁寧に育てた。

また、単なる雇用ではなく、地方での「理解」を得ることも目的のひとつ。

実際に市役所で事業内容をオープンにし地元民と交流、さらに今後は市役所でLGBTの講演会・交流会を予定しているという。
引用:トランスジェンダーが作ったお米「おか米」 地方からLGBTに理解を

 

私は世の中の方がどう思うのかを知りたいので、ついニュースより、コメント欄をじっくり見てしまいます。

コメントをしている方の反応は、様々…と言いたいところですが、ネーミングについてのコメントがとても偏っていました。

”逆に偏見を促しているのでは?”

”こういうの見ると辛い派だけど、助かる人もいるのかな・・・どっちにしても悲しい”

”オカマは侮辱や自虐の感じがあるでしょうに”

などなどのマイナスなコメント。

 

私自身もニュースを読んで正直、最初はいい気分がしませんでした。(最初は)

 

取り組み自体は素敵。引っかかったのはネーミング。

私の中で”オカマ”という言葉がいい印象ではなかったからかな??

 

ニュースを批判したくて書くのではなく

どうして自分は、このニュースをみていい気分がしなかったのだろう?ということを考えて書こうと思います。

 

オカマの語源

ところで、オカマという語源がどこから来たのか知らなかったので、wikipediaで調べてみた。

・・・載せておきたいところですが、記載しにくい部分もあったので、興味がある方は→ wikipediaをクリックしてみてください。

複数、説があるようですが、あまりいい語源ではなかったです。。。

以下のような記載もありました。

「オカマ」の使用の是非に関しては、ゲイ当事者の間でも賛否両論がある。 引用:wikipedia

賛否両論かぁ。

ううん。。。FTMの友人は多いけど、たとえば彼らがオナベって言われたら、「え、違うし。」ってなるし、オカマも同様に思うので私は否に入りますね。

 

 

オカマという言葉を使う場面を考えてみる

まず、現状を考えると学校現場でこの言葉が授業の中に使われることはないと思います。

子ども同士で「オカマ」という単語を使うとしたら、それは差別的な意味が含まれるのではないでしょうか。

職場でも同じ。

NHKのアナウンサーが、ニュース中に真面目な顔をして発する言葉ではない。

民法のテレビだとどうだろう?ネタとして使われるかもしれません。(いやですが・・・)

新宿2丁目では??? きっとオッケーなんじゃないかな。

 

そう考えた時に

商売の中では笑いのネタとして使われているけれど、日常では差別的な言葉として使われる印象がある。んだと思いました。

 

だから最初にニュースを読んだ時に私はいい気分がしなかったんだ・・・。書いていたらだんだんとに腑に落ちてきました。

 

同じくwikipediaのページに以下のことも記載されていました。

美輪明宏は一部同性愛者(オネエ、TGの一部)のメディアにおける「私たちはどうせオカマだから」という自虐的な物言いについて、「自分たちはそう自己卑下していればいい。けれど若い人たちはどうなるのか。明日学校で、女性的だという理由でからかわれたりすることになる。せっかく同性愛が市民権を得てきたのに歴史が逆戻りする。」と批判している。

女装家で性社会史研究家の三橋順子も「部落差別や在日差別、女性差別などを指す、様々な蔑称や差別用語の使用に配慮されるようになってきたんですが、“オカマ”だけが今も遠慮なく使われ、性的マイノリティだけは別になっている」として、「“オカマ”は日本社会に残った差別カテゴリー。メディアにおける最後の差別カテゴリーなんです。」と言っている。  引用:wikipedia

発言力がある方が言うと、やはり説得力がありますね!

 

言葉って、ただの文字ではない

私はレズビアンという言葉を克服するために、あえて自分を表現するのにレズビアンという言葉を使いまくるという修行を4か月前からしています。ブログが主ですね。

レズビアンという言葉は差別用語ではないんだけど、自分自身がその言葉にすごく拒否感があったから、麻痺させるまで使っちゃおう!という謎の修行。

 

効果は、、、レズビアンという言葉を使うことへの違和感が少しだけ減ってはきました。

だんだんと、ただの5文字のカタカナになってきている気がする。あんなに毛嫌いしていた言葉だったのに。

 

まだまだ違和感を感じるのは、セクシュアリティというものが自分のすべてではなく、一部にしかすぎないから。

 

でも私は使い続けると思います。

それを表現していかないと相互理解にもならないという時代の背景があると考えているので、今の時代は出していくしかないと思っています。

【無関心→存在を知ってもらう→相互理解への道】

という考えなので、存在を知ってもらうということを考えたら、やっぱり、今は”レズビアンのオクユイカ”の印象がどんどんついちゃえばいいかなって思ってます。

 

人間は言語があるからこそ、発展したと思う。

だから、言葉はただの”音”でも”文字”でもなく、すっごく大事なものなんでしょうね。

レズ、ビアン、レズビアン、セクマイ、同性愛・・・・ レズは差別用語だから”ビアン”って言うのが正しいみたいな話を昔聞いたことがあって、使わないようにしていたけど、個人的にはどれも同じ。

その言葉を聞いて、自分がどう感じるかやと思う。

ただの文字に意味を添えているのは、人間でしょ? そしてどんな意味を添えてるかも一人一人違うじゃんね。

 

障害者、障碍者、障がい者 なども同じなのではないかと考えています。

・・・・・配慮したいのは、使われる側がどう思うかということ。語源はどこからなんだろう?ってこと。

 

知的マイノリティー、身体的マイノリティーとかだとダメなのかな。そっちの方が私は使いやすいなぁ。

障がいがある方の・・・って説明のために言うたびに仕方ないって思いつつも、なんでこんな素敵な方たちを障がい者みたいに言わないといけないんだって思うし。

でも、これも”障がい者”っていうのはただの文字にしかすぎないのに、私自身がそこにあまりよくないイメージを添えているだけなのかもしれないですね。

わからないけど。

 

私の結論

 

いつものように、ぐだぐだと考えてしまいました。

 

ですが、このニュース、プラスもあると思います!!

広まることで

FTM(female to male)は「パス度(バレずに社会に溶け込める度合い)」が高いのに対し、MTFは第二次性徴が起こってしまうと男性らしくゴツゴツした骨格に育ってしまうため、性別変更後に女性として社会に溶け込める人はかなり少ない現状があるという。

一昔前はMTFの働き口はいわゆる「オカマバー」などの夜の産業がメインとも言われていた時代もあった。

自分らしく生きるために、働き方を制限されてしまうトランスジェンダーの厳しい状況は依然続いている。   引用:トランスジェンダーが作ったお米「おか米」 地方からLGBTに理解を

この現状を社会に伝えることは、できているのではないでしょうか。

”おか米”というインパクトのある名前を使ったから、全く興味がない人も見た可能性もあるし、ニュースにも上がりやすい。

まさに

【無関心→存在を知ってもらう→相互理解への道】

 

興味が全くない人に、存在を知ってもらうという視点だけでみたら、大きなニュースかもしれないかなって(^^)

 

たとえば、極端な例だけど、巷のヤンキーが”LGBTsが” って書かれたニュースを見るとは思わないと思うんです。

でも、実際、無関心の方が多いということがいじめに繋がるのだと思うし・・・。

無関心な方が興味本位でもニュースを読んで、その中に現状がサラッと書いてあるっていうのは大事かなって思ったりさ。

(私自身も、レズビアンということを軽いノリで伝えていった方がいいのか、真面目にした方がいいのかで結構悩んでる部分。)

 

ただ・・・差別用語として”おかま”という単語が捉えられる場合が多いことを考えると’おか米’のネーミングは、う~ん ってとこにやっぱりなっちゃうよね。。。

大事にしなきゃいけないのは、MTFの方がどう思うかっていうところだと思います・・・。

 

一番良いのは・・・

お米の味で勝負した後で、これを作ってる人は実は・・・って、世にひろまっていき、セクシュアルマイノリティへの理解が進むこと!!

かなぁ・・・って私は、思いました。

 

今は、全面にレズビアンって出している私も、他のことで役に立てることをして、実は・・・ってかっこよくといえるようになりたいなぁと思います。
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このブログの運営者

 おくゆいか 

介護福祉士、NPO法人スタッフ、特別支援学校教員、青年海外協力隊を経て今に至ります。好きなように生きてるアラサーレズビアン。福祉の枠を超えた福祉を作るため勉強中。写真を普通に撮るのが恥ずかしいので、だいたい変顔しています。

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【自己紹介】夢や想いを詰め込んだら人生これからだな、と思いました。
当ブログを運営している、おくゆいかです。お前誰?って言われる前にプロフィールを書いてみようと思います。生い立ちおくゆいか 1987年11月16日生まれ幼少期~小学校3...

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